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．
｢そんなことよりこれ、どうしたの？｣
『これってなんですか？』
｢この傷よ｣
『それがなんですか？』
｢どうしたのか聞いてるの｣
『痛くないですよ』
｢そうじゃなくてどうしてこんな傷になったのか聞いてるの｣
『内出血してるからじゃないですか？』
｢はぁ、
あんた馬鹿にしてんの！！！！？？｣
『馬鹿にしてるつもりは…
ふふふ笑』
｢あるのね！！｣
｢じゃあ、誰にやられたの？誰によってこの傷がついたの？｣
『転びました。僕ドジなんです』
｢あんたどんな転び方したわけ？？
どう転んだらこんなに顔に傷がつくのよ｣
『知りませんよ』
なかなか白状しない奴め
｢ほんとは？3秒以内にほんとのこと言わないと一生ニートでいられないようにしてあげる♡｣
『え？そ、そんな』
｢3
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ゼr『家族です。お父さんが投げた椅子が当たっただけです、そんなの日常茶飯事ですから』
｢待って、お父さんが椅子を投げることが日常なわけ？
それ、やばくない？｣
『そんなことないですよ、多分。』
｢はっきりとあったことを全て話してちょうだい、相談室行きましょう｣
すると後ろから重い足を引きずってついてくるじょんじょん
｢それでーどうしたの？｣
『昨日お母さんとお父さんが珍しく大喧嘩してたんです。
僕が帰って来た時にはお父さんが暴れていました。
それでちょうどお父さんが投げた椅子が顔に当たったみたいで、記憶にはないんですけど』
｢ジョングクくん
今幸せ？｣
私がそう言った時のジョングクくんの顔はとても悲しそうだった
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作者名：のあん | 作成日時：2017年7月9日 18時
