兎→狼

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『なんか、すみません。何から何まで…』


YG｢しょうがねーだろ、家、帰れないし｣




『うわ、メッセージ54件も来てる、苦笑』


YG｢ん？親か？｣


『いや、親は仕事なので、彼氏です。』



YG｢あ、そう


電話、かけてやったら？｣



『はい、すみません。


もしもし？ごめん、心配かけて、うん、今帰ってるから！うん、じゃあね』


YG｢俺が送ってって平気か？今更だけど｣


『はい、大丈夫です。あったこと全部話すので』


古そうなマンションの前に着くと


『あ、ここです。本当にありがとうございました！』


YG｢あぁ、｣




JK｢ヌナ…！！｣


『グク！！ごめんね！』



JK｢大丈夫だった？何があったの？心配したんだよ？｣


『ごめんね？あとで全部話すから』


JK｢でも無事で良かった｣


抱き合う姿を見てると本当に心臓が痛い


『あ、ユンギさん！』


YG｢バイト先の店長だから、｣



JK｢そ、そうなんですか、、｣


なんか怒ってるよな




YG｢手出してないから安心しろ｣


JK｢っ、そんな当たり前じゃないですか！人の彼女なんですから、！｣



『ちょっと、グク！ユンギさんにはほんとに感謝しないとです。ありがとうございました』


2人を見てるとさ


俺Aのことすきとか馬鹿みてぇじゃん


なんも知らないくせに好きとか言って




Aの笑顔を守りたい。そう思った

怒り→←ユンギという名の救世主

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