兎→狼

放課後やーい ページ22

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あっという間に放課後


私はそう、帰宅部、最高ー




TH ｢ね、A久しぶりに一緒に帰ろうよ｣




『え、でもグクいるから…』



TH ｢いいじゃん、俺Aのこと奪うためならとことん性格悪くなれるよ｣





誰もいない教室、みんな部活に行ってしまったのか



グクもなかなか来ない




TH ｢ねぇ、朝言ったこと覚えてる？俺はずっとAのことすきだった、俺じゃダメ？｣




『ごめん、私にはグクだけなの』




すると壁に追い詰められまさに壁ドン状態



TH ｢だめ、俺のになるの｣



いきなり私のワイシャツのボタンを外し始める



『ちょっと、何してんの！！』




鞄を抱えてグクの教室まで急いだ





罪悪感と申し訳なさでいっぱいで

とにかくグクに会いたい



危機感がない自分に腹が立ってしょうがなかった




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