EP.42 ページ48
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テヒョンと登校中
とてつもなく気まずい雰囲気
『テヒョンー?』
「んー?」
『なんでもない』
はぁ、こんなじゃ余計に言いづらい
心の中では決まってる
どっちが好きなのか
だから早く伝えなくちゃいけない
学校に着いてもその事ばっかり考えちゃって
『今絶対顔やばかったわ』
「Aー帰ろ」
とうとうこの時
『う、うん!』
校舎から出て歩き始めるけどまた空気が思い
でもちゃんと言わなきゃ
『ねぇテヒョンごめん
私テヒョンの事はほんとに大好きだけど恋愛としてか分からない
自信持てないよ』
「うん、大丈夫分かってた
ほら、行ってきなジョングクのところ」
『え?』
「ジョングクのこと好きなんでしょ?」
『う、うん!』
「ちゃんと言葉で言わないと伝わらないよ?」
『そうだね、そうだよね!頑張って伝えてくる!
ありがとうテヒョン!!」
私達が帰るときまだ学校にいた
今から走れば間に合う
とにかく走る、不安もあったけどそれより喜びを感じた
見つからない
『あ!ナヨン!ジョングクくん見てない?』
「あーさっき向こうの方に行った気がするけどー」
『あ、ありがとうっ!』
ナヨンが指した方に走る
でも
ジョングクくんは女の子と一緒にいた
隣のクラスのダヒちゃんと
涙が溢れた
涙が止まんなくて視界がぼやける
ダヒちゃんはおしとやかでまさに私とは真逆
そうじゃん、ジョングクくん好きな人いるじゃん
私なんかが告白したって無理に決まってる
好きな人きっとダヒちゃんだもん
その場から走って逃げる
とにかく走る
『はぁ、はぁはぁ、』
.
「Aっ!!」
呼ばれた方を向くとジョングクくんが息を切らしてる
『な、なに?』
ゆっくり近づいてくると思いっきり抱きしめられる
『え、ちょっ、なに?!』
「黙って、静かに抱き締めさせてよ」
『は、な、なんで!?離してよ!』
「無理」
『無理じゃなくてさ、
いいの?さっきダヒちゃんといたのに
ダヒちゃんのこと好きなんでしょ?行かなくていいの?』
「は、なんでそうなんの?」
「さっき探してたんじゃない?どうした?」
『いや、それは』
「それはなに?」
A勇気を出します
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作者名:のあん | 作成日時:2017年2月6日 19時