なんで！あんな奴！JK (ページ4)

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EP.3 なわとびページ4

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おい、おい！おーーい！！

誰かージョングクくんが呼んでるよー

そう窓を見ながら考えてたら肩をぽんと叩かれた

びっくりして勢いよく振り向いた

JK｢なに？笑なんでそんな驚いた顔してんの？超ブスだよ？｣

はぁ？いきなり話しかけて来たと思ったら…

なんだよあいつ！私の休み時間を邪魔して…！！

でもかっこいいんだよなー

私っておかしい？

冷静に考えるとジョングクくんの顔近くない？10cmくらいの距離だよ？

私は軽くジョングクくんの肩を両手で押して離れた

JK｢おい、なわとび持ってるか？借せ｣

『はぁい？待ってさっきジョングクくんに貸してあげようとしてる子いたじゃん！その子から借りてよ！』

JK｢え、無理。断ったから

それに…

別に貸したからって好きになったりしないから安心して？笑

俺のこと嫌いでしょ？

バレバレだよ？笑｣

はぁ。なんなの？完全に馬鹿にされてるよ私

『そうですか。他の人から借りれば？ジョングクくんに貸してくれる子いっぱいいると思うよ？』

なんで私に借せなんて言うのよ！

ちょっと期待した自分が馬鹿みたい

こんなんだからあんな奴に馬鹿にされるんだ

JK｢俺はお前に借りに来た。

嫌いな奴に物貸したくないでしょ？

それとも俺のこと好きだから緊張しちゃう？笑｣

『は、はぁ？そんな訳ないでしょ！！！？

貸せばいいんでしょ？貸せば！！』

ロッカーに駆け寄ってなわとびを引っ張り出した

『はいどーぞ！！！！！』

そう言いながら思いっきりジョングクくんの手に叩きつけた

JK｢はははありがと笑｣

もう！なんなのよ！結局貸す羽目になっちゃったし

とにかく寝よう。

そうだよ。寝て忘れよう

あ、チャイム鳴る！

こんなことがあったから教科書準備するの忘れてた！

全部あいつのせいだ！ ←準備してなかったのが悪い

急いでロッカーに駆け寄るとジョングクくんとすれ違った

JK｢ほんとは俺のこと気になってるでしょ？笑｣

え、

びっくりしてジョングクくんの方を見るとこっちを向いてにっこり笑っている

まただ。また馬鹿にされた

でも何も言い返せなかった自分が悔しい

だって心を読まれてるんじゃないかって思うくらいびっくりしたんだもん

当たってるんだもん。ちょっと気になってる自分がいる

それは好きとはかけ離れていてただかっこいいという単純な気持ち。