検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:36,304 hit

もういいよ。 ページ9

池田先生と小笠原がキスをした所を見てしまった。









『私の事好きって言ったじゃん…。』








結局また裏切られるんだ。






もう、笑ってられないや。






もういいよ。面倒くさい。








ー 帰ろ。ー








私は誰もいない家に帰って勉強を始めた。





捗らない。もう今日は寝よう。









シーンとした朝を、私は何事もなかったかのように起きる。







身支度をして学校へと向かう。






お母さん。また裏切られたよ。



信じてるのはもう、お母さんしかいないよ。









学校につき、下駄箱で上履きに履き替えていると小笠原が丁度到着してきた。







昨日裏切ってきた奴だ。






海「おはよ、A」





あいつがいきなり挨拶をしてきた。けど私は無視をする。






すると誰かが腕を掴んできた。





小笠原だ。







海「なんで、裂けんの。」





は?あんたのせいじゃん。


やっと信用できる人できたと思ったのに。






『軽々しく名前で呼ばないで。
あと、もうついてこなくていいよ。昨日の言葉取り消し。もう信用できるのは死んだ母親だけだから。』







海「え、ちょ、まってy…





『うるさいっ!!!!』




下駄箱中に声が響いた。周りの視線が痛い。





『裏切ったんだよ。あんたは私を。』





海「裏切ってない。」





よく言えるよね。そんな事。



『裏切ったじゃん。昨日せっかくあんたと帰ってやろうと思ったのに、先生とキスしてたじゃん。』





海「違っ…!あれは先生の…!」




あー、もう、うるさい。




『もういいよ。』



もういい。



『裏切り者。やっとお母さん以外に信用できる人いたと思ったのに。』




海「それは!!」



『もういいよ。ごめんね』









もういい。





もういいよ。






もう









いいよ。

裏切りじゃない。 海side→←どうせ、からかわれてるだけなんだって。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
設定タグ:超特急 , カイ   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雨ノ宮心音(プロフ) - 実在する人物なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ!違反報告されます。 (2017年6月1日 9時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小夜時雨 | 作成日時:2016年12月31日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。