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どうせ、からかわれてるだけなんだって。 ページ8

どうして胸が高鳴るのかな。






からかわれてるだけなのかな。







て、こんな事考える私って馬鹿みたい。








「下校時間です。生徒はすみやかに……」








『て、あれ!もうこんな時間だ。』






小笠原と話してたから気づかなかった。





海「あのさ。」





不意に小笠原が話しかけてきた。




何だろう。




海「一緒に帰らない?」




え…


いやいや、ついてきてもいい…よくないけど!!とは言ったけど…



別に小笠原の事好きじゃないし断ろう。





『ごめん。』




はっきりそう言って私はその場から立ち去った。





小笠原が後ろから声をかけているが私は無視をして廊下の横の階段を降りた。







少々キツすぎたかとは思ったが小笠原が嫌いなのは確か。






嫌いなのは……本当…なのに。









下駄箱に着いた頃やはり、さっきのは少し態度が悪かったし、それに…









『海』







あれ…なんで私…違うのに。








とりあえず戻ろう。





階段を登り、廊下に足を踏み入れようとすると、





誰かの声がする。





「わっ、ありがとう!」





女の人。




「どういたしまして。」





この声は




小笠原…。





誰と話しているのかな。






「じゃあ、さようなら!」





あ、隣のクラスの担任の教師だ。



名前は確か、池田先生。






「chu」



海「な、何するんですか先生。」









え…今、小笠原と池田先生、



キスした…よね。





やっぱり私はからかわれてるだけなんだ。









小笠原に。

もういいよ。→←どうして。 (名前)side



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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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雨ノ宮心音(プロフ) - 実在する人物なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ!違反報告されます。 (2017年6月1日 9時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小夜時雨 | 作成日時:2016年12月31日 0時

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