【 たらちゃんと一緒 1 】 ページ9
『たらちゃんが男、、そんな訳ない!!』
tr「残念、男です」
『嘘だァァァ!』
席に座って休憩しながら猿夢の本体、たらちゃんと平和にお話してる。
話の内容は「たらちゃんの性別」について。
私は女性だと思ってるんだけどね?たらちゃんが「自分は男だ」って言い張るのよ、、()
頭を抱えて目の前にいる美人な怪異が男だと言う事実から目を背ける。
スカート履いてるじゃん!!!髪も長いじゃん!!!顔面勝ち組じゃん!!!
いや、ね?私も一瞬声低いし、身長高いから男性かなーって思ったんだよ?でもスカート履いてたし、間違ってたら申し訳ないから、、さ?
もう、女性にならない?
tr「、、ねぇ、そんな事よりさ、これからどうすんの?」
『他の怪異も捕まえに行くつもりだよ』
私1人捕まえただけで満足する様な人じゃないんだよねー。出来れば沢山持って帰りたい。
日本人は謙虚?少なくとも私は違うね!
自分の傲慢さにドヤっていると、たらちゃんは不思議そうな表情をして問いかけてきた。
tr「じゃあ次行くあてとか、行き方って考えてる?」
『ぁ 、、、』
一生の不覚。
行くあてもなけりゃ行き方も考えてねぇや、、。
こうなったら仕方がない、、!
怪異である彼に助けを求めたらちょっとは何とかなるでしょ( 他力本願寺 )。
『たらちゃん、私を助けてみない?』
tr「頭が高い」
『助けてくださいたらこ様( 土下座 )』
tr「良かろう」
車両のど真ん中で土下座をする。
プライド?んなもん自分で食べた。
私の未来の為にもプライドなんか要らないんだ、、!!( 惨め
tr「俺の知り合いの所になら連れて行けるよ」
けら、と笑ってそう述べる彼。
神様、、?!
てか猿夢の知り合いってヤバそう、、これはいつ死んでもおかしくなさそうだね。
『ちなみに知り合いって何人いらっしゃいます、、?』
tr「んー、、しっかりと居場所が分かってるのは5人かな」
WOW!5人も!?
沢山怪異ゲット出来る匂いがするわ、、!
死ななければ大量ゲットが叶うって事か、、。
オラわくわくすっぞ!!!
【 たらちゃんと一緒 2 】→←【 窮地に立たされたのは 】
4人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:珈琲の民 | 作成日時:2023年5月3日 7時