【男主】真夜中の出会い。【ヒロアカ】 (ページ3)

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1時間前～

『弔、俺行ってくるわ』

弔「...いつもの時間に帰ってこい。
黒霧に迎えを行かす。」

『大丈夫だって！ありがとな！じゃ、』

つって出てきたんだけど...

あれぇ？今日は人全然通らねぇじゃん。
面白くね。帰ろうかな。

タッタッタッ

『お、きたきたきたぁ』

よし。話しかけよ。

ﾄﾝﾄﾝ

？「...？」

『なぁ。』

『夜に1人で歩くのはあぶねぇよ？』

さぁ。逃げる？叫ぶ？どうする？

なんかしろよ。面白いことしろよ...。

？「あ。ありがとうござます！気をつけますね」

『...は？』

？「え？」

え。いや。頭おかしいんかな？
普通怖がるだろ！？

『お前...怖がらねぇの？』

？「別に...怖くないですよ？気にかけてくれたし」

なるほど。こいつの思考がおかしかったんだ。

...でも、これはなかなか面白い...！

『気に入った！』

？「え？」

『お前！名前なんて言うんだ？』

？「え。緑谷出久です...？」

『出久！俺の名前は夜影A！』

出「夜影...くん？」

『みんなは夜って呼ぶから出久もそう呼んでくれ』

出「分かった！」

俺はいつの間にか出久に名前を教えていた。
こいつと仲良くなりたいと思った。
初めてだった。

『出久は何歳なんだ？』

出「15歳だよ。中3」

『そうか！俺と同い年だな！』

出「そうだったんだ！てっきり年上かと...」

『そうか？でも、出久と同い年で俺嬉しい！』

出「あ、ありがとう...！///」

出久と話してたら時間が経つのは早かった。

黒「夜ー！迎えにきましたよー！どこにいるんですかー！」

『あ。やば。迎えきた。』

出「じゃ、もう帰る？」

『あぁ！悪かったな！急に話しかけて！』

出「ううん！全然いいよ！楽しかった！」

『あ。そうだ。明日もこの時間ここでに会おう！』

出「分かった！！」

やった、明日も出久と喋れる。

俺は出久が気に入った。

もっと知りてぇな、
知らねぇやつだったのに。