42-11 ページ37
葵月 Aside
ぜろくんが飛び出てしまい、ポツンと1人で座り込む。
後から、元の姿に戻ったみんなが駆け寄ってくれた。
流星｢A、大丈夫か！？｣
A｢流星くん…あっ、あの人は？｣
聡｢ちゃんと元の姿に戻したよ｣
A｢そっか…。よかった、｣
ひなた｢A｣
A｢ひなた！なんでここに！？｣
ひなた｢黙っててごめん…実はあたし、サンなの。サン・ローズ｣
A｢ひなたが…サン？｣
ひなた｢そう。みんなに知られたらどう思われるか怖くなって秘密にしてたの｣
勝利｢俺らもつい最近知ったところなんだ｣
ひなた｢本当にごめん｣
A｢そんな、謝らないで！今まで一人で抱え込んで辛かったよね、私こそ気づけなくてごめんね｣
ひなた｢ううん、大丈夫｣
大毅｢A、｣
そばにいたシゲくんが肩をぽんと叩いた。
大毅｢あの怪盗によお立ち向かって言えた！偉い！｣
A｢けど、私ひどいこと言っちゃった｣
私はまた落ち込んだ。最低って言っちゃったもん
今度は流星くんが私の肩に手を置いた。
流星｢Aは素直に立ち向かったんや。だからあの人の心にもきっと響いたで｣
ぜろくんは昔からからかわれていて、でも大丈夫っていつも言っていた。
本当は無理してるんじゃないかって心配だった。
ぜろくんには変わってほしい。
ぜろくんならきっとまたあの優しい笑顔をみせくれる。
私はそう信じて、
A｢みんなありがとう。…帰ろっか！｣
ぜろくんが変われることを信じて、いつまでも待ってるから…。
そして、私たちは廃棄工場から出た。
第42話 【本命の怒り。】 終わり
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セーラーローズ(プロフ) - 祐莉さん» コメント､ありがとうございます!どんな結末を迎えるのか､楽しみにしていて下さい♪ (2018年6月10日 9時) (
レス) id: a8cfafe550 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - いつも楽しく読ませてもらってます。ついに敵の正体が明らかになってきましたね。敵の四幹部は、主人公サイドと恋愛関係や友人関係などショックが大きい相手達ですからちゃんと向き合えるかハラハラ読ませてもらってます。 (2018年6月9日 23時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
杏莉栖(プロフ) - 桜花さん» コメントありがとうございます！！そう言って貰えて、嬉しいです！頑張ります！ (2018年5月30日 17時) (レス) id: acd55757cf (このIDを非表示/違反報告)
セーラーローズ(プロフ) - 桜花さん» ありがとうございます! (2018年5月30日 6時) (レス) id: a8cfafe550 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 本当にこのお話大好きです！！！！これからも応援しています！次回が楽しみです！更新、頑張ってください！ (2018年5月30日 0時) (レス) id: d45390dddb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：杏莉栖＆セーラーローズ | 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2018年5月23日 19時
