桜舞う、初恋プリンシパル。(S.DAIKI) (ページ16)

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私の方が！！ページ16

翠希「なんなのよ！！

大して顔も可愛くないし、私の方が良いし！

なんであんな地味な子があんた達みたいな人

と一緒にいる訳？？

意味わかんないわよっ！『意味分かんないのはこっちだわっ！！』」

『裏でネチネチしやがって！！

そういう女だからやねん！！

お前の学校での噂知っとんのか？

【狙われたら死ぬ。】だぞ？そんな女だれも

要らん。 Aが毎日どんな思いで学校に居るか…………………………………。お前には分からんや

ろ。そんなっ！人を蹴落とすようなクズな女っ！』

神「しげ。落ち着いて。」

淳太「ん。」

ハンカチ？

ﾎﾟﾀ。

俺泣いてるん？。

『ごめんっ。』

神山「次は女だからって手加減せえへんからな。」

翠希「へぇ～。
女相手にねぇ。

じゃあ。さようなら。

いいゲームさせてちょうだいね。」

照史「Aの家。行ってみようか。今日。」

濱「せやな。｡ﾊｧ」

～那魅風～

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

『っ？ …………………………………はい。』

『み、みんな？』

大毅「A！！大丈夫か？」

『あっ！中…………………………………入って？』

淳太「…………………………………。で、具合はどうや？」

『うーん。まだ痛みは治まらないかな？

だいぶ良くなったけどね？酷かったみたいで

でも。…………………………………』

神「でも？……………………………………………………………………？」

やっぱり言えない。

感触が消えないこと。

学校にも行けないこと。

望「俺らは、どんなことがあっても、Aの

味方やから。大丈夫や。話してみ？

話せるところからでええから。

…………………………………な？」

やっぱり。みんなは優しいな。

言わないと。だめだ。

『翠希さんからの暴力の感触が消えなくて怖

いの。それに…………………………………。

怖くって…………………………………。学校にっ、

行けないっ！』

ギュッ

『………………………………………えっ？』

大毅「ごめん。…………………………………

大丈夫やから。大丈夫。Aには俺ら

がついてるから。」

『あり…………………………………がとう。』

久しぶりに心があったくなって。

なんか、…………………………………初めての気持ち。

ちょっと安心した…………………………………かも。