桜舞う、初恋プリンシパル。(S.DAIKI) (ページ11)

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いじめページ11

那魅風 Aside

翠希｢ふっ…なにそれ～(笑)｣

ガンっ！！

すると芹沢さんは教卓から降り、前の机を蹴り倒した。

そして、私の前にやってきた。

翠希｢ちょーうけるんですけど(笑) 嫌？もう、ほんっと気に入らない。だ、か、ら、

那魅風 A。お前のことこれからイジメてやるよ｣ﾆﾔｯ

ニヤッと笑う芹沢さんを見て、背中が凍りついた。

翠希｢私の他にもいーっぱい貴方のこと悪く思ってる人がいるよ？｣

すると、芹沢さんの後ろにいた数名の女子が声をあげた。

女の子｢いつもは暗いくせに、重岡くんたちと一緒に居ると笑顔になって…二重人格？怖すぎ｣

女の子｢そうよ、それで他の男子から告白うけてした伸ばしちゃってさ…ウザイんですけど！｣

女の子｢私だって重岡くんに告白したらごめんって断られた。他のみんなだって！…全部、アンタのせいよ！！｣

A｢そんなの知らない！貴方達が…！！｣

翠希｢うるさい。重岡くんも他のみんなも手に入れる。翠希のものにする。馴れ馴れしくしないでくれる？

これから、たーっぷり遊んであげる♡｣ﾆｺｯ

全員・A｢あはははははははっ！！！！｣

笑いながら教室を出ていく芹沢さんとその他の人たち。

私はその場にペタリと倒れてしまう。

何で、こうなったの…？

Westのせい？そんなことない。

私のせい？普通に過ごしてきたつもりなのに。

もう涙がこみ上げてきそうだった。

ガラッ

急に教室のドアが開いた。

ビクッとしながらも後ろを振り返ると

A｢し、げ…？｣

大毅｢A！！もう授業始まってんで！？何やってんねん！｣

A｢ごめ…大丈夫。｣

大毅｢なんかあ｢大丈夫。はやく教室戻らないと。｣…A｣

A｢ごめんね、迷惑かけて…｣ﾆｺｯ

私はシゲに心配されたくなくて、作り笑いでその場を乗り越えた。

もう私は恐怖のどん底にいた気分____