9日目デート 1 ページ42
湖林 Aside
涼介「A、一緒に帰ろうぜ!」
涼介は腕を私の首に巻き付けて、引き寄せた。
A「涼介、近い」
涼介「いいじゃん!今日は俺とデートなんだか「涼介〜」なんだよ、知念…」
知念「あのね。さっき先生から伝言頼まれたんだけど…涼介くん、あなた今日居残りだよ?」
涼介「………えっ」
目の前には黒い小悪魔のように笑う知念くんと、この世が終わると告げられたように絶望する涼介。
涼介「え、でも、デート…?」
知念「じゃ、代わりに僕が「ダメ!2回はダメ!!」もう。んじゃ、頑張れ〜」
そう言って、知念くんは鞄を持って圭人と裕翔くんと一緒に教室を出ていった。
涼介「A…どうしよう……」
どうしようって…
涼介はうるうると捨てられた子犬のように見上げる。
そんな目で見られたら……、
A「分かった…私も付き合うよ。居残り」
涼介「えっ…ほんと!?Aありがとう!!」
なんか喜ぶ涼介を見てると、こっちまで嬉しくなるんだよね。
不思議だなぁ…笑
______________________________
A「ここのXにX=Y+Bの式を代入して計算するの」
涼介「ほぉ、なるほど〜」
放課後、クラスに私たちだけで机を引っ付けて居残り勉強。
涼介「これもここと同じ方式を使えばいいんだな?」
A「そうそう。数字を当てはめて考えてみるといいよ」
涼介が集中して問題を解いてる姿を黙って見守っていた。
涼介「はい、できた!」
A「どれどれ〜」
涼介「ねぇねぇ、Aってさ。好きな人いる?」
A「なに?急に。はい、次ここね」
涼介「いやぁ、気になってさ〜。いるかいないかだけさ!」
A「…いる。」
涼介「いんの!?この学校?」
A「ノーコメント!…じゃあ、涼介も交互で答えてってよ」
涼介「…いるよ。」
A「えっ、誰?涼介が好きってことは相当かわいいだろうな〜」
涼介「可愛いと言うよりも…綺麗かな?次、どんなやつ?」
A「かっこよくて、頼りになって、優しくて…すごくいい人! 次、その子は自分のファンの子?」
涼介「んなもん、知らねーし。けど、興味無さそう」
A「へー、珍しいね…」
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みう - 我もJUMPの皆とおデートしたいわ笑 (2019年3月21日 14時) (レス) id: 40cf893d3e (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ。(プロフ) - えりかさん» 面白いと思っていただけてよかったです!(*´`)ありがとうございます!! (2018年9月30日 20時) (レス) id: acd55757cf (このIDを非表示/違反報告)
えりか - この話、凄く面白かったです! これからも頑張って下さい! (2018年9月30日 16時) (レス) id: e32ca1c44a (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ。(プロフ) - めいさん» コメントありがとうございます!返信遅くなってごめんなさい汗 はやく続きをかけるよう頑張りますね!! (2018年8月31日 12時) (レス) id: acd55757cf (このIDを非表示/違反報告)
めい - とっても、面白くて大好きな作品です!!!!! 早く、続きが見たいです!!! (2018年8月6日 23時) (レス) id: 7be1e6ebca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏莉栖 x他1人 | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2018年3月25日 21時