3日目デート２ ページ24
湖林Aside
A「あっ・・・」
集合場所に近づくと、見える人影。
あのシルエットは間違えなく中島くんだ。
自分が待つんじゃなくて、相手を待たせる羽目になってしまったみたいだ。
でも、集合時間の15分前。
一体何時からそこにいたのだろうか。
そう言えば雄也先輩も早かったな。
申し訳ない気持ちがあるから、私はすぐに彼の元へ向かった。
A「お待たせ〜。」
私がそう話しかけると、ニコッと笑って、
裕翔「早かったね！」
なんていう。
いや、あなたの方がね←
そう言いたい気持ちを抑えて、私も笑い返す。
裕翔「じゃあ、行こっか！」
歩き出す中島くんのあとを付いていった。
A「中島くん、どこに行くの？」
私は彼の背中にそう問うた。
裕翔「中島くんって笑笑 裕翔でいいよ！同級生なんだし！」
A「じゃあ、裕翔くん、どこに行くの？」
裕翔「う〜ん、とてもきれいな場所かなぁ……」
綺麗な場所…
海だったりしないよね！？
海だったらどんな反応しよう…
そんな事を考えて彼の背中を追う。
少しずつ、都会から離れていっている気がした。
人が多いところを抜けて、徐々に周りに人が少なくなる。
…変なところに連れていかれないよね←
それでもついていくこと数十分。
裕翔「ごめんね、だいぶ歩かせちゃったみたいで…」
A「うわ〜！！」
目の前に広がった自分の住む街。
結構遠くまで見渡せる。
裕翔「ね、綺麗な場所でしょ！」
彼は肩にかけていたバッグからカメラを取り出した。
A「裕翔くんは、よくここに来るの？」
裕翔「よくは来ないけど、たまーに来て写真撮ってるよ！」
A「写真好きなんだ！」
裕翔「うん！この綺麗なものをこの小さな箱に収めるってすごいなって思って！！」
A「いい趣味だね〜！」
私は、景色に目を向けた。
綺麗だなぁなんて思ってみてたら、隣でパシャっとカメラ音が鳴る。
景色を撮っているのかなと思って、顔を彼の方に向けた。
裕翔「A、チョー綺麗だったから撮っちゃった！」
カメラのレンズは私の方に向けられていて、どうやら私は写真を撮られていたらしい。
彼はその撮った写真をニコッとしながら見ていた。
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みう - 我もJUMPの皆とおデートしたいわ笑 (2019年3月21日 14時) (
レス) id: 40cf893d3e (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ。(プロフ) - えりかさん» 面白いと思っていただけてよかったです！(*´`)ありがとうございます！！ (2018年9月30日 20時) (レス) id: acd55757cf (このIDを非表示/違反報告)
えりか - この話、凄く面白かったです！ これからも頑張って下さい！ (2018年9月30日 16時) (レス) id: e32ca1c44a (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ。(プロフ) - めいさん» コメントありがとうございます！返信遅くなってごめんなさい汗 はやく続きをかけるよう頑張りますね！！ (2018年8月31日 12時) (レス) id: acd55757cf (このIDを非表示/違反報告)
めい - とっても、面白くて大好きな作品です！！！！！ 早く、続きが見たいです！！！ (2018年8月6日 23時) (レス) id: 7be1e6ebca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏莉栖 x他1人 | 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2018年3月25日 21時
