ローズガーディアンズVSレインボーガーディアンズ(JW×SZ)

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川畑柚子side





私はスーツケースの中にあった新しい返信用具を思い出した。



Westと同じだけど、こっちは｢ナイトパレット｣と｢ムーンペン｣。


｢ナイトパレット｣はWestと同じ形。でも、機能をもっとパワーアップさせてみた。

｢ムーンペン｣も｢レインペン｣の先はダイヤの宝石だったけど、こっちは｢月長石(げっちょうせき)｣。｢ムーンストーン｣とも呼ぶ。

けど、これはただの月長石じゃないの。


｢ブルームーンストーン｣という、少し青みがかった透明な綺麗な宝石。

結構高価なものなのよ？





この道具は月、光、夜、優しさ、をイメージしてみたわ。





あの子は私の思ってた通りの子よ。



この道具を手に持つのにふさわしいと思う。




すると、その女の子が店から出ていくそうでこっちに向かってくる。




柚子｢蜜柑！こっちよ！｣



とっさに隠れて、彼女が店から出ていくのを確認した。



柚子｢蜜柑、私ちょっと行ってくるわ｣


蜜柑｢え、は、ちょ、姉さん！？｣




私は彼女を追いかけ、ベンチに座っている所を見つけた。



そして、私は思い切って話してみようと思った。




柚子｢すみません｣



柚子｢いきなりなんですけど、ヒーローになってくれませんか？｣


A｢え…｣



すると、案の定彼女は驚き固まる。



柚子｢私の名前は川畑 柚子。はい、名刺。｣



私は彼女に名刺を渡し、頼むことを心がけた。




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葵月 Aside




柚子｢貴方のお名前は？｣



A｢えと、葵月 Aです…｣


柚子｢葵月さんね。お願い、この世にヒーローが必要なの。｣



突然こんなこと言われるなんて…



それに気弱い私には…



A｢いやいやいや…私には…そんなの…！｣


柚子｢月の戦士。｣


川畑さんが呟いた。



A｢へ？｣


柚子｢貴方は月の戦士となって、戦うの。貴方だけじゃないわ。他にも同じチームとなる、7人。虹もいるのよ。｣




虹…か…





ジャニーズWestみたいだな…。



彼らは７人でひとつ。関西の空を駆け上がる虹だ。




柚子｢これ、｢ナイトパレット｣と｢ムーンペン｣よ。あなたの変身道具。良かったら考えてみて。｣



そう言われ、私と川畑さんは別れた。



手にはふたつの不思議な道具。




どうすればいいんだろ______

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