Song love【短編集】

〜part2〜 ページ29

移動教室のため、みーちゃんと移動中。





その時、色々なな事が耳へと入り込むの。




女の子｢ねー聞いたー？竹内さん、健人くんに告ったって…｣




女の子｢知ってるー。絶対あの子自分のこと可愛いって思ってるよ！(笑)｣




女の子｢それな！(笑)｣





陰口や噂はやっぱり気になっちゃう。

かわいこぶってるったって可愛く見られたいんだし…



でもね、みんな恋をして強くなるの。



彼のために可愛くなろうって。





振り向いてほしいだけなの。


そばにいさせてよ！…ね？









華乃美｢それでさー…

あ、A！前から中島が来るよ！しかも1人じゃん！チャンスだよ！｣





A｢わぁ、本当だ…！！こんなチャンス無いもんね…行ってくる！｣





華乃美｢がんば！｣









好きで好きでたまんないの。




君を振り向かせたいの…！






でも…




ヒュッ





中島→
←A



今、こんな感じ。ただすれ違っただけじゃん…(泣)




話したくて、話せなくて逃げちゃうんだ。





逃げちゃダメなのに…





新作のチークも、真っ赤に見えて意味無いじゃん…





華乃美｢もぉ、行っちゃったよ？｣




A｢分かってるー！！けどね…(泣)｣




華乃美｢はいはい、ほら行こ！元気出せ〜｣




A｢元気でろ〜｣






ずっとずっと君だけだよ




なーんて、言えるはずもないじゃん。




挨拶だってまだなのに…




隣にいるのに弱虫だなぁ…





でも、いつかは




君に笑顔をプレゼンしたいんだ！





待っててよね？






_____________________________________________


A｢あと1時間で帰れるー！｣



女の子｢ね、ね！｣



A｢んーなに？｣



女の子｢Aってさ………健人くんのこと好きなの？｣




乙女心にどストレートな球が来たよ←





A｢そ、そんな〜なんとも思ってないよ？｣



女の子｢えー？そーなの？｣




A｢うんうん…(苦笑)｣





なーんて、言ってたら





女の子｢あ、健人くんだー！｣





健人｢あ、Aちゃん達｣ﾆｺｯ





待って、真後ろに健人くんが居てた…？




つまりは…








この話聞かれてた？




君に聞こえる距離






チクチク胸が痛い…





最後の授業の内容はは全然頭に入ってこなかった。




だって、好きな人に誤解されて…






このままじゃ嫌だよ…！

〜part3〜→←〜可愛くなりたい〜(N.KENTO)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す