〜ダンケ・シェーン〜(Y.MARIUSU) ページ7
マリウス葉side
新しい校舎。
新しい先生。
新しい教室。
今日から僕は高校生になる。
入学式を終えて、1人で教室へ入ろうとした。
一番後ろの窓席。
眺めがいいな…。
なんて外を見てると
マリウス｢え…。｣
僕は桜の木を見ている女の子を見つけた。
その女の子は僕の会いたかった人で元気をくれた、初恋の女の子だった。
_______________
マリウス｢うわあぁんッ！！｣
昔の僕は泣き虫でいじめられっ子だった。
いつも、いじめられていても誰も助けてくれなかった。
悲しかった、つらかった…
でも、ある日彼女が助けてくれた。
A｢ちょっと！弱いものいじめはやめなさいよ！！｣
男の子｢なんだよ…女のくせに！！｣
A｢うるさい…だいたいいじめるなんてサイテー！
いじめられてる人よりもいじめる人の方がカッコ悪いのよ！！｣
男の子｢ﾁｯ…いこーぜ！｣
A｢ったく…君、大丈夫？怪我は…あるね。バンソーコーあるけど、まずは水で洗わなきゃ！
ほら、私に捕まって！｣
マリウス｢え、あ、うん｣
彼女は少しぶきっちょだったけど、丁寧に一生懸命に僕の手当をしてくれた。
A｢はい！終わり！｣
マリウス｢わぁ…！｣
A｢君、名前は？｣
マリウス｢マリウス葉…｣
A｢じゃあ…マリって呼んでいい？私はA！｣
マリウス｢うん、Aちゃん…？｣
A｢うん！よろしくね！｣
マリウス｢よろしく…｣
A｢…さっきの気にしちゃダメだよ。マリはカッコ悪くなんかない。
むしろ、落ち込んでた方がカッコ悪い！｣
マリウス｢…ッ！｣
A｢ほーら！そんな顔しないで！
笑って！そしたら、明日はいいことあるから！ね！｣ﾆｺｯ
マリウス｢…うん！｣ﾆｺｯ
君のあの笑顔を見てると僕まで笑顔になるんだ。
君の笑顔で僕は魔法にかかったみたいだ。
今でも忘れないよ、あのキラキラとした笑顔と僕を助けてくれたこと。
僕はその時お礼を言うのを忘れてたから、明日言おうと思った。
けど、Aちゃんはその時以来見なかった。
_______________
そして、今そのAちゃんを見つけたんだ。
言いたい。
伝えたい。
この気持ち。
僕は急いで教室を出て、桜の木へと走った。
君に会いに行くために_______________。
〜part2〜→←〜All my love〜(S.DAIKI)
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黒髪の白雪姫 - 杏莉栖さん» よろしくお願いします(〃^ー^〃) (2018年2月18日 18時) (
レス) id: efdbcf38a9 (このIDを非表示/違反報告)
杏莉栖(プロフ) - 黒髪の白雪姫さん» はじめまして！コメントありがとうございます！！面白いと言っていただけて嬉しいですヽ(*´∀｀)ノﾜｰｲこれからもよろしくお願いします♪ (2018年2月18日 17時) (レス) id: d5291e4eb0 (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の白雪姫 - 杏莉栖さん» はじめまして！おもしろいですね♪これからもがんばって下さい！ (2018年2月18日 17時) (レス) id: efdbcf38a9 (このIDを非表示/違反報告)
杏莉栖(プロフ) - 星空奏さん» うわっ…本当ですね…!?｢もう話さないから｣は嫌ですね(・_・;)←すみません、ご指摘ありがとうございました！！助かりました…！ (2018年2月5日 16時) (レス) id: d5291e4eb0 (このIDを非表示/違反報告)
星空奏(プロフ) - 神ちゃんのLovely Xmas最後の文「話さないから_______________」じゃなくて「離さないから_______________」だと思うんですけど･･･間違っていたらごめんなさい！ (2018年2月5日 15時) (レス) id: d0625c76c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありす | 作成日時：2017年12月27日 13時
