Westと8人目の女の子3

事故〜part9〜 ページ47

ふぅー…ちょっと息抜きに屋上に行こっと！









ひょこひょこ…






A｢はぁ、階段つらいわ〜早く治したいー！｣









〜5分後〜





やっとついた！





ガチャ







入ると、ある歌が聞こえた。







？？｢あの日と同じ胸いっぱいのぬくもりを感じて〜♪｣




私たちの｢ボクら｣っていう曲。でも、知らない女の子の声。








その、女の子は車椅子にのってほとんど泣き声のように弱々しい声で歌っていた。
でも、しっかり音程は取れていて凄く一生懸命な感じがした。







ちょっと声かけてみようかな？






A｢こんにちわ！歌、上手だね！｣







と声をかけると…







？？｢…っ！？え、Aちゃん？嘘…｣ﾋﾞｸｯ







A｢本当だよ！ボクらっていい歌だよね！｣





？？｢う、うん！｣






A｢あ、自己紹介しないとね！

私は音姫Aこと有岡Aです！
ジャニーズWestっていうグループで活動してます！

ちょっと事故にあって、骨折で入院してます。｣








？？｢わぁ、本物だ！あ、あの私…

陽富野 星羅(ひとの せら)です！小学生5年生、Aちゃんのファンです！！｣









A｢ほんとに！？ありがとうー！｣ｷﾞｭｯ









星羅｢あ、事故にあったってニュースで知ってビックリしました…大丈夫ですか？｣






A｢全然大丈夫！でも、歩くのはまだ慣れてないんだよね(笑)星羅ちゃんはなんでこの病院に？｣






星羅｢私、小さい頃から身体が弱くて…それでずっとここにいます。



本当は私も皆の様に普通に過ごしたいんです。けど、私は…｣








A｢…星羅ちゃん、さっきの歌すっごく上手だったよ！｣







星羅｢夢が歌手なんです。だから頑張って、でももう歌えないんです。喉が…病気に…(泣)｣







A｢星羅ちゃん…。


諦めちゃあダメだよ！今はダメなら、今は治してこれからいっぱい歌おうよ！！

私もね…ジャニーズJrの時はつらくて、何度か諦めそうになったよ。でもね…みんなが居てくれたお陰で私はいまこうして今居れるの。


私は星羅ちゃんを応援してる！頑張って！！｣







星羅｢私…Aちゃんみたいな歌手になりたい！だから、頑張って治します！｣





A｢うん！頑張れ！｣



✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
ジャニーズWestは出ていませんが、1回こういうのを書きたかったんです！

作者の願望をお許しください…(泣)

作者から→←事故〜part8〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す