�� ページ2
遥真｢ｻｯﾑｩ｡｣
そう言いながら玄関を出た朝8:26。
今日も憂鬱な学校に行く日になった
学校では別にぼっちって訳でもなくただ友達に囲まれてる訳でもない俺。
ふっつうの男子高校生をしてはや2年ちょい。
そろそろ進路とか決めないとと思いながらあんまり焦っていない。
学校はいつも遅刻ギリギリで教室に滑り込む
としき｢遥真また遅刻ギリギリ！いい加減余裕もって学校来いよー！笑｣
遥真｢俺には俺のやり方があるんだよ笑｣
俺の今の席は1番窓側の1番後ろ。世間的に青春席と呼ばれる席に座ってる。
遥真｢(俺の青春はいつ来るのやら)｣
そうおもいながら外を見つめてる1時間目の生物。
すると教室のドアがガラガラと開いた
優｢おはようございます〜…｣
先生｢お前また遅刻かよ。｣
優｢寝坊しちゃいました｣
先生｢結構遅刻多いぞ。｣
優｢気おつけマース｣
先生｢まあ、良い。席に着け。教科書89ページ開けろ〜｣
遥真｢(またあいつ遅刻か、多いな。)｣
ばたばたと生物の準備をしてる優を見つめた
彼を嫌いな人はいないだろうってぐらい人気な優。
俺からしたら特別仲がいいわけじゃないけど誰にでも喋りかけるようなあいつが気になって仕方なかった
優｢(おはよ！遥真)｣
そんなジェスチャーをするあいつは席が斜め前に座ってる
サラサラの髪の毛から見える横顔が綺麗だった。
優｢先生ー教科書失くしたんで見してもらいまーす｣
謎の報告だな。そう思った。
先生｢じゃあつくえくっつけて見せてもらえー｣
優｢はーい｣
そう言って机を俺の隣にくっつけた。
遥真｢隣のヤツに見せてもらえよ｣
優｢やだ。遥真が良い。｣
そう言って上目遣いされると俺は弱い。
結局仲良く机をくっつけて生物の授業残り10分を受けた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みかん館 | 作成日時：2023年1月22日 1時
