鳥籠の吸血姫弍【あんスタ】 (ページ6)

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再生ページ6

真緒「何を、してるんだ？」

スバル「！サリー！！！」

『……ねぇ、ま～くん。いや、真緒。私は生きているだけでたくさんの犠牲を生んでいたみたい。あなたはこんな私を馬鹿だと笑う？』

真緒「……いいえ」

『また、敬語に戻った。……本当はね、大好きだったのよ。私の大切なお兄様たちのこと』

真緒「………」

『……りっちゃんは、泉のことを言っていたわね。…ということは『Knights』のリーダーはレオかしら。あの二人は仲が良かったから』

真「いずみ、さん？」

『…あなたが、もしかしてゆうくん？……そう、うん。ごめんなさいね、泉を奪ってしまって。大丈夫よ、私がまた会わせてあげるから』

真緒「……A？？？」

『私は生きている価値なんてないわ。みんなを守れなかった、無垢だった……最悪の、女王』

零「いい加減にしろよ」

『…零ちゃん』

零「A。はやく血を飲め。生きて、償え。楽に死ねるなんて思うな……！！！俺の仲間も、凛月の仲間も…多くの犠牲が出た！！！！！」

スバル「…まさか、女王……？？」

『……それはとても残酷な償い方ね。一番、心にくるわ…でも、ごめんなさい、零ちゃん。私…まだやらないといけないことがあるの。吸血鬼は、吸血鬼にしか殺せない………あなたに殺されたいわ、私』

りっちゃんには重すぎる

零「っ………」

『……また、別の世界でもし会えたら。もし、私たちがやり直せるなら…私はもう間違えない。あなたたちのことを大好きだと、愛してるんだと胸を張って言うわ

【再生】』

ピカッ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

零「っな……………！？！！！？！！！」

『はやく………切って！！！！！！！あなたの手で！！！！！私をっ……！！！！！！！！！』

真緒「何、を」

零「お前は俺に愛する妹を殺せと言うのか………！！！！！？！！！！」

『……あなたの大切な仲間を取り戻しましょう』

零「っ…………来世では、本当の兄弟になれたらいいな」

『……えぇ。りっちゃんに、よろしくね』

グサッ