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剣城サイド
俺は重たい瞼を
ゆっくりあけた
天「剣城!!」
拓「目が覚めたんだな…」
どういう事だ?
状況が…
確か清水ってう男が来て…
…そうだA!!
俺は勢いよく起き上がった
それと同時に頭に痛みが走った
京「くっ…」
拓「頭を殴られたんだ…まだ安静にしていろ…」
京「神童さん…Aは…」
俺がAの名前を出したとき
何人かが暗い顔をした
拓「Aは…その…」
聞いたが言いたがらない
とりあえずここにいない
と言うのは確かだ
京「俺、探してきます…!!」
俺が立ち上がった瞬間
目の前に妙な光景が広がっていた
京「なんだよ…これ…」
目の前には
石ななった清水らしき人
床に広がり染み込んだ血
京「これは…」
全「「…」」
みんな黙っている中
真名部が口を開いた
真「それは全てAさんがやったんですよ」
京「は?…」
Aが?
この血を…
天「Aは清水さんを石にしたあと血をはいてここを出ていったんだ…」
京「!?」ﾊﾞｯ
俺は走っていた…
あいつを探すために…
部屋にはいなかった…
恐らく外だろう
俺が外に出たとき
ベンチに誰か座っていた
綺麗な黒髪…
あいつだ…
『あんなことしちゃったし…別れ話されるよね…』
は?
別れる?
『主様…』
主?
気になったが俺は
別れるというところに引っ掛かった
気づけば
京「別れるわけねぇだろ…」
そういっていた
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作者名：剣城Hono | 作成日時：2017年3月28日 16時
