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『はい、フライドポテトとだし巻き玉子ねー。だし巻き玉子少し遅くなっちゃったから、1個おまけ』
翔｢おおお、ありがとうございます！｣
｢よかったねー｣
ラッキー
カクテキもぐもぐ食べてるA可愛いな笑
ボリボリボリボリボリボリ
｢うん、カクテキ美味｣
翔｢ほんとカクテキ好きだよな｣
｢カクテキ美味いもん｣
ボリボリボリボリボリボリ
たまにカクテキ食べてるAを見てたら
翔｢ちょ、俺のだし巻き玉子！｣
俺のだし巻き玉子を取られた。
でも、Aが美味しそうな顔で食べてるからいいか笑
｢櫻井、ビールでいい？｣
翔｢あ、ああうん｣
こうやって、他の人にも気を回せるのも好きだな。
そう考えると、Aのいいところって沢山あるな。
｢大将！生2つ追加で！｣
『はいよー』
他にAの好きなところどんなところがあるかなーと考えながら枝豆を食べていたら、隣から視線を感じた。
翔｢ん？俺の顔になんかついてる？｣
｢うん。顔の形成に必要なものは美しくついてる｣
翔｢そういう事じゃねえよ笑 じゃあさっきっから何ずっと人の顔みてんだよ笑｣
そんなに見られたらさすがに照れんだけど笑
｢んー？なんか、リスみたいだなって。櫻井のその感じでビール飲めるなって話を心の中でしてた｣
翔｢リスみたいって褒めてんのか？笑 よく言われるけど、褒めてんだか貶してんだか……｣
リスみたいって要は可愛いってことだろ？男に可愛いって褒め言葉なのか？
｢少なくとも私は褒めとして使ってる。普通ほっぺパンパンにして食べてたら下品になるはずなのに、櫻井だったら可愛くなるとかやっぱ顔って大事だなって｣
ふーん？
けど、褒められてんだったらお礼は言っとくか
翔｢んー多分ありがと？｣
｢どーいたしまして？｣
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作者名：文月 | 作成日時：2020年8月9日 18時
