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『はい、フライドポテトとだし巻き玉子ねー。だし巻き玉子少し遅くなっちゃったから、1個おまけ』
翔｢おおお、ありがとうございます！｣
｢よかったねー｣
ここはチェーン店じゃないから、サービスやオマケも結構多い
ここのカクテキ美味いんだよなぁ
ボリボリボリボリボリボリ
｢うん、カクテキ美味｣
翔｢ほんとカクテキ好きだよな｣
｢カクテキ美味いもん｣
ボリボリボリボリボリボリ
そろそろ、口が飽きてきたなぁ
お、いいものあんじゃん！
翔｢ちょ、俺のだし巻き玉子！｣
ふふん。たまに食べると美味いな
あ、冷奴とフライドポテト忘れてた
あ、ビールもないな。櫻井のも少なくなってんな。
｢櫻井、ビールでいい？｣
翔｢あ、ああうん｣
｢大将！生2つ追加で！｣
『はいよー』
櫻井って、枝豆食べてる口可愛いなあ
なんかちょこまかしてる感じ笑
その割に、ご飯食べる時はほっぺパンパンにして食べるから、まさにリスって感じだわ
これだけでビール2杯飲めるな
翔｢ん？俺の顔になんかついてる？｣
｢うん。顔の形成に必要なものは美しくついてる｣
翔｢そういう事じゃねえよ笑 じゃあさっきっから何ずっと人の顔みてんだよ笑｣
｢んー？なんか、リスみたいだなって。櫻井のその感じでビール飲めるなって話を心の中でしてた｣
翔｢リスみたいって褒めてんのか？笑 よく言われるけど、褒めてんだか貶してんだか……｣
｢少なくとも私は褒めとして使ってる。普通ほっぺパンパンにして食べてたら下品になるはずなのに、櫻井だったら可愛くなるとかやっぱ顔って大事だなって｣
翔｢んー多分ありがと？｣
｢どーいたしまして？｣
それからは、近況報告(と言ってもほとんどないが)や同期の話、上司のちょっとした愚痴で盛り上がった
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作者名：文月 | 作成日時：2020年7月27日 23時
