11 ページ12
「Aすわぁーん！！さくらんぼのカクテル、お持ちしました」
『ありがとう、サンジ』
「いいえぇっ！！おいくそマリモ！！Aさんに手出したらてめぇのその立派なマリモ頭むしり取ってやるかんな！！！」
「あぁ！？んだとくそコック！！」
「A〜！こっちこいよ！一緒に食おうぜー！」
『うん、今行く〜』
私の行動を見ながらナミはチョッパーに言った
「…Aってなんだか不思議ね」
「だろ？おれも最初は警戒してたんだけどどう見ても悪いやつには見えなくて結局めちゃくちゃ良い奴だった！」
「そっか…私もAとは仲良くなりたいわ」
…
夜、私は何杯目かのカクテルを飲みながら海を眺めていた
「まだ起きてんのか」
『お互い様じゃない？ゾロ』
「……てめえ、本当になにもんだ？
俺はお前がわからねえ」
『分からなくても関係無くない？
善者か悪者か、そんなものは主観なんだからさ』
「お前はきっと観察眼が優れてるからそんなことが言えるんだろ。だが俺は違う
言葉にしねぇとわかんねぇ」
『……ぶっはは！ゾロってすごい正直だね？私気に入った』
「はぁ！？」
『その目でよく見て見て
私は悪者に見える？』
少し酔っているのかもしれない
柵から降りて私よりも背の高いゾロを見つめると彼は驚いて目を逸らした
「っ…悪者には見えねえけど」
『けど？』
「……わかんねぇ、本当にわかんねぇんだ」
『それが面白いんだよ』
「は？」
『私は人間の本能が大好きなの
本能って科学ではなかなか証明できないものだけど
ゾロが最初に警戒したのも本能
私はそれすら美しく感じる
だから私は自分から善者か悪者かなんて言えない
言わない
ゾロの目でそれを証明して欲しい』
「……よく分かんねえけど、つまりAは不思議ちゃんってことだ」
『うーん…？それならそれでいいや。ま、不思議ちゃんって言われるほどの年齢でもないけれど』
「は？お前いくつなんだ」
『23』
「はぁぁ！？！？見えねぇ…！」
『うるせえ！！！魅惑ボディを持ってなくて悪かったね！』
「そこまで言ってねぇよ！！！」
ーーーー
なんか気づいたら順位出てるし通知すごいしで感謝いっぱいです…ありがとうございます…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 943人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひよこクラブ(プロフ) - 翠さん» うわあああとっても嬉しいです、、、！！ありがとうございます……！！ (2022年10月7日 17時) (
レス) id: 2362b3c196 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - こんなにちょこちょこ笑っちゃうようなおもしろく、キュンとしてしまう作品ははじめてですw この作品めっちゃ好きです！ (2022年10月7日 13時) (レス) @page26 id: e6bab70f8b (このIDを非表示/違反報告)
ひよこクラブ(プロフ) - みかんさん» えへへ、、、嬉しいです、、、、(*´ο`*) (2022年9月13日 19時) (レス) id: 2362b3c196 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - エースとの絡みが好きです…一生見る。 (2022年9月13日 17時) (レス) @page21 id: 926dc0c43f (このIDを非表示/違反報告)
ひよこクラブ(プロフ) - わかめさん» 控えめに言って死ぬほど嬉しいです…… (2022年9月12日 15時) (レス) id: 2362b3c196 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひよこクラブ | 作成日時：2022年9月7日 20時
