伝説の始末屋

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試験会場に着くと薄暗い雰囲気の中辛気臭い人しかいないためもう既に帰りたい所存である


「よお！お前ら新人だな〜」



『こんにちは〜』



「俺はトンパって言うんだ！よろしくな！」



『よろしくお願いします。』



うーんいかにも猫かぶってます！って人だなぁ



「2人とも若いのに試験なんて偉いなぁ…それ、どうだい？お近付きの印にジュースでも！」



『ああ、ありがとうございます』



これは絶対になにか入っているな



『キル…アァ！？』


わぁ、ぐびぐびってめっちゃ気持ちよく飲むじゃん……じゃなくて！！




「ぷはっ喉乾いてたんだよなー！」



『ええ…』



「あはは！良かった良かった！じゃあ後でな〜！」



トンパって人が遠ざかった瞬間私はキルアの様子を伺った



『大丈夫？お腹痛くない？眠気は？ピリピリとか…』



「大丈夫、オレ毒慣れてるから」



ーーーそうでした！！！！


ゾルディック家は毒を毎日食ってるとかいう愉快なご家庭でした！！



「それよりAの分もくれよ、俺飲むから」



『ほ、ほんとに大丈夫？2本目はさすがに危ないんじゃ……』



「大丈夫だってば、ほら貸して」



『う、うん…』



再びぐびぐびとジュースを飲むと持ってきたスケボーで遊び始めた



『(毎日毒飲むとかマジでどんな教育な……っ！？！？)』



急に悪寒の気配を感じてその方を見るとピエロのような風貌をした男が座ってこっちを見ていた



『ひっ…』



「ん？A、どうした？」



『………いや……』


これは念か…道理でキルアが気づかないわけだ…



暫くするとキルアがもう1回ジュースを貰ってくるとどっかに行き、私は1人になってしまった



『(まだ始まんないのかなぁ。暇)』



「や♣︎」



『！！？！？！！！？』



さ、さっきの人。！



「君、いいオーラしてるね…♥」



『、、誰ですか』



「ボクはヒソカ♢君はAって言うんだね…♣︎」



サラッと盗み聞きしてくれるじゃん？


ていうか距離近くね？なんなの？最近の男ってのは女性との距離感学ばないの？



『あ、の』



「ん〜…♢


ああ…♥君のオーラで興奮してきちゃった…♠」



『え……きも……あ』



やべ、ついに声に出た



「やだなぁ……鎮めなきゃ……♣︎」



よかった！微塵も聞こえてない！！





ーーー

ヒソカの語尾マークの扱い方一生わからない

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