31 ページ32
「さて諸君、ゆっくり休めたかな？
ここは委員会が経営するホテルじゃ。
全ての試合が終了するまで君たちの貸切になっておる。」
最終試験はやはりトーナメント戦となっていて、一勝するだけで合格する勝ち抜き形式だった
第1試合はまあ、色々あったが結果的に言えばゴンくんが勝利した
そして現在第2試合、私とポックルさんでの対決となった
「第2試合、開始！」
「悪いが手短に済まさせてもらうぜ！」
私の背後に回り、肩をつかもうとしてきたポックルさんの腕を握って直ぐに体制を崩し、身動きが取れないように拘束した
「！は、早い…！見えなかった…！」
「ポックルが背後に回った所までしか…！」
「っ……ぐっ…！！
どこからそんな力…！！」
やめてよ私が怪力みたいに言うの
力なんて技術を身につければそんなに要らないんだからな！？
『今のうちに降参しません？』
「くっそ…！絶対言わねぇ！」
『うーん…じゃあ少しずつ痛みを与えます。耐えれなくなったら参ったって言ってください』
「は…？」
彼の骨を動かして関節を少しずつずらしていき、痛みを与える
これは完璧な位置と骨の動きを覚えることで習得できる技
私が10歳で覚えたものだ
「あ゛っ…！！！いっ…！！！」
『因みに今無理に体を動かすと背骨と肩甲骨折れますよ』
「っ………
参った……」
『ありがとうございます。
骨の位置戻すのでちょっとそのまま動かないでくださいね』
「…ただマッサージされてるだけのようにしか見えなかったが…」
「……ほう、あの娘はワシが思っていた以上に強いみたいじゃ
本当に豊作じゃのう！」
「…♥」
ゴンくんたちの試合の後だとかなり面白味のない試合になっちゃったけど無事に私の合格が決まった
「A、さっきは何をしたんだ…？」
『んふふ、刺激の強いマッサージ』
「…(なんかその言い方ちょっとえっちだ)」
さて、ここでゴンくんの腕を治しに行きたい所ではあるが私には少し懸念があった
多分次ポックルさんはハンゾーさんに負けてキルアと戦う。キルアは弱い相手と戦う気がないから負けを宣言する
そしたらキルアはイルミと当たる……かもしれない
……うん、一応残っておこう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マニ。(プロフ) - ひよこクラブさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話したいのですがよろしいですか？これからも更新応援してます💖 (2月9日 21時) (
レス) id: f769238e4f (このIDを非表示/違反報告)
ひよこクラブ(プロフ) - g9bdoさん» うわわ！ありがとうございます…！！！(>_<)♡ (2022年8月28日 12時) (レス) id: 2362b3c196 (このIDを非表示/違反報告)
g9bdo(プロフ) - めっちゃ好きです！もうほんとに最高(｡♡‿♡｡) (2022年8月27日 15時) (レス) @page47 id: ba5c48af12 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこクラブ(プロフ) - 焼き鮭さん» ありがとうございます……！！！！コメントが本当にモチベになるのでたくさん頑張ります…！！ (2022年7月12日 7時) (レス) id: 2362b3c196 (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭 - 凄く面白いです！更新頑張ってください！ (2022年7月11日 10時) (レス) @page23 id: 64769613b0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひよこクラブ | 作成日時：2022年6月17日 15時
