第一話 ページ3
「いっててて・・・」
目が覚めると、変なところにいた。
いや「変なところ」じゃ抽象的すぎて何も伝わらないと思うけど。
「あの、ここはどこなんでしょう・・・」
声がした方を振り向くと、先ほどの女性がいた。
どうやら彼女も一緒にいるらしい。
「さ、さあ・・・。どこなんでしょう・・・」
二人で思い悩んでいると、背後からギギギギギという耳をつんざくような音が聞こえてきた。
「うええ何この音！耳ぶっ壊れるって殺す気か！」
「・・・その程度で死ぬわけなかろう」
「あ、そうですよねー。・・・って誰だよ！」
振り返ると、開いている扉の前に金髪のオヤジが立っていた。
どうやらさっきの不快な音は扉を開ける音だったらしい。
にしてもこいつオヤジすぎるだろ生理的に受け付けねえわ。
せめてここはイケメンが登場するか美少女が登場するかにしとけよ。登場人物二人目がオヤジとか萎えるわ。
するとそのオヤジが私たちの方を見ていう。
「私の名はゼウスだ」
「は？」
まってこの年になっても中二病とかイタすぎるだろ。
自称ゼウスとか・・・イタすぎて直視できない・・・←
私は直視出来なさ過ぎておもわず横を向いた。
するとそこには先ほどの女性が驚きに満ちた表情で固まっている。
「ゼ、ゼウス・・・・！？本物・・・・！？」
「し、信じやがった！？！？！？」
この娘は何者なんだ！この胡散臭いオヤジのイタすぎる発言を間に受けるなんて！
すると自称ゼウスのオヤジは笑いながらこぼす。
「いかにも私はゼウス本人だ。そっちのショートカットは信じていないようだがまあいい」
いいのかよ。
すると自称ゼウスは話し始める。
「お前たちをここに呼んだのはほかでもない。神の教育をしてもらいたいのだ」
意味不明な発言をクソ真面目な顔で漏らすこの中二病野郎。
ちょっと病院に行ったほうがいいぞ。
「いや、人が神の教育とかまじありえなくね」
「実は草薙結衣しか呼ぶ予定はなかったのだが、そっちのショートカットまでくっついてきてしまったようだな・・・」
「無視かよ！てか人を邪魔者扱いすんなし！」
わざわざツッコミを入れてやったのに・・・無視するなんてなんたるやつ。オヤジの分際で逮捕な。
「まあまあ落ち着け。来たからにはお前にも手伝ってもらうからな」
「いや手伝うなんて言ってねえよ！」
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆ - 面白かったです(≧∀≦)続きが、すごく気になります(≧∀≦)これからも、頑張って下さい(≧∀≦) (2018年6月30日 0時) (
レス) id: 139ce4a76e (このIDを非表示/違反報告)
イスフィーユ - 早く続きが見たいです。更新頑張って下さい！ (2014年7月29日 2時) (レス) id: 7ae3fa9c4c (このIDを非表示/違反報告)
みら(プロフ) - いちごさん» ありがとうございます！がんばりますねー！ (2014年7月17日 16時) (レス) id: c6cac86b84 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 続きが気になります！更新頑張ってください！ (2014年7月14日 23時) (レス) id: c42e404346 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちゃん(プロフ) - 面白〜〜〜い、ロキちゃん可愛い(前から可愛いなと思っていたから、ちゃんずけしています) (2014年6月16日 23時) (レス) id: 13c6deeea9 (このIDを非表示/違反報告)
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