第3話 ページ5
午前の授業が全て終わり、やっと昼休みに入る。
…さて、元陰キャ()は大人しく屋上で1人飯しますかぁ…
弁当を持って、席を立った。
廊下を歩きながら、すれ違う人に「何あれ…？」みたいな顔をされるのがどこか面白くて、思わず笑いそうになる。
こんな金髪ツインテ低身長ギャルとか普通なら滅多に見ないもんな。まぁ当たり前の反応だ。
…さてと、
『…ここどこ…？』
すれ違う人も段々減っていき、いつの間にやら前にも後ろにも誰もいない。
あー…そういや私転校生じゃん忘れてた←
にしてもなぁ…なんだこの旧校舎みてぇなとこ…ボロすぎだろ…
ここがどこかもわからない状況で項垂れていると、真横の教室から微かに物音が聞こえた気がした。
…誰？
こんな旧校舎の端の空き教室にいるとかぜってぇ陰キャだろ！仲間だやったぜ！！
『しつれーしまーす！』
思い切り扉を開け、中に飛び込む。
kg「え、」
yk「あっ」
『…………』
あぁぁぁ終わったぁぁぁ！！
なんでこんなとこに居るんだよこいつら！！！！いやそれを言ったら私もだけどさ！！！！
やばいやばいどうやって言い訳する！？屋上で1人飯するために階段探してたら迷子になってましたなんてバカ正直に言えるわけねーー！！
kg「なんだっけ？…あ、日向さんじゃーん」
yk「なんでここにいるの？」
『…あー…えー…っとねぇ…(汗)』
考えろ…考えろ私…！
怪しまれない言い訳を…
kg「あっ、そうだ」
「日向さん、前この辺に住んでたんでしょ？」
『う、うん…』
kg「俺らのこと、知ってる？」
何を聞いてんだこのバカは…！(失礼)
『し、知らない…けど…』
kg「…ふーん…？」
やっっべぇぇぇ…どうしよう打開策が何も浮かばない…
てかなんでよりにもよって…
私を追いかけ回してたこいつらがここにいるんだよ…！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 144人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神楽舞コンブﾁｬﾝ(プロフ) - @がーなさん» ありがとうございます…！！コメントすごく励みになります…僕も、楽しく書かせていただきます！ (2022年3月13日 22時) (
レス) id: 7865aa888d (このIDを非表示/違反報告)
@がーな(プロフ) - うん、もう色々タイプ,,,作者さんすごい！！文才分けてほしいぐらいです！！これからも、物語楽しく読まさせてもらいます！！ (2022年3月13日 20時) (レス) id: ab96b69a73 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：舞コンブ神楽ﾁｬﾝ | 作成日時：2022年1月3日 12時
