戦う審神者は元最強剣士。【刀剣乱舞】【鬼滅の刃】

◇* ページ36

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「ここ最近、現世に遡行軍が頻繁に出没している。現世に調査に行って、原因を突き止めて欲しいんだ。君の本丸が今一番力を持っているから、君たちにお願いしたい。頼む。」



頭を下げ、太ももの脇で拳をギリギリと握っている。
状況は芳しくない。私たちがやるしかない。



『喜んでお引き受けします。頭をお上げください』

「君ならそう言ってくれると信じていたよ」

『ふふ、ご期待いただき感謝申し上げます』

「では明日、また連絡する。よろしく頼んだぞ」



そう言って、帰り際に飴ちゃんを2つくれた。

………はて、私たちをなんだと思っているのか。



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山「…大したことなくて良かったな」

『本当に何かと思ったわ…本丸を解体するとか言われたらどうしようかと……』

山「…なっ！縁起でもないことを…！！」

『……私、皆が居ないと何も出来ないんだって、改めて思ったの。あなた含め、本丸の皆が居ての私よ。いつもありがとう、国広。愛してる』



少し泣きそうな国広の瞳をまっすぐ見据え、その白い頬に手を添えれば、林檎のように顔を赤く染めて怒り出した。そうやってあんたは…ぶつぶつ。怒る国広が可愛くて、何も頭に入ってこない。



山「おい、聞いてるのか？」

『っふ、聞いてる聞いてる』

山「絶対に聞いてないだろ！全くあんたって人は…」

『帰りにスーパーに寄って帰りましょうか。短刀たちにお菓子を買って行ってあげよう』

山「……………ああ。そうだな」



国広は諦めたように、私の隣へと落ち着いた。
それから私たちは現世のスーパーに寄って帰ることにした。


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