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No side









「「「「ハァ、ハァ、ハァ……」」」」








すっかり疲れ切った全員は、なんとか壁から脱出し、床に座り込んで息を切らしていた。








コマ「もうどんでん返しやだ……」


マタロウ「ていうか、戻ってくるどんでん返しばかりだったね……;」


「うん……;」


チアキ「もしかして、本当に行き止まりの部屋なんじゃ…」


ラント「だとしたらまずいな」









疲れ果てた5人が言う。

考えを巡らせていた6人は、天井で愉快そうに不適に笑う忍者に気付くことはなかった。








……と、ジンペイが立ち上がる。








ジンペイ「なんで俺は1回もクルってしないんだ!


クルってしたい!クルってしたいから俺は諦めない!」









そう意気込むように言うと、なにを考えたのか正面の壁に向かって走り出す。








ジンペイ「横にないなら…」









壁を蹴り、その勢いで天井に向かって高くジャンプした。








ジンペイ「上だ!」




 




ジンペイが天井に向かって頭から突っ込んでいくと______

…なんと、その天井の一面が回転したのだ。








ラント「なっ…!?」


「うそ!?」









ラントとAが驚きの声を漏らす。


今までの苦労はなんだったんだ、と満場一致で5人は思ったが、なんとか次に進めるからよしとしよう。








,





.






ラント「…まさか天井の裏に通路が隠されていたとはな」


「ジンペイすごい!」









Aに褒められ、ジンペイは得意げに「へへっ」と笑みをこぼした。

またしばらく歩いていくと、また壁がスライドし、道が開ける。








開けた先にあったのは、浅めの池だった。










「池…?これもからくり?」


ラント「この石で向こう岸へ渡るのか?」









2人が疑問の声を漏らす。
…と、前方から聴き慣れない声が。








?「ヘイヘーイでござる!中等部のおマヌケども!」


ジンペイ「なんだ!?;」









池の向こう岸には忍者が3名立っていた。


突然現れた忍者に困惑するAたちの前方で、忍者たちが挑発してくる。









忍者1「こっち来てみろでござる!」


忍者2「おしりペンペーンでござる!」←









なんとも子供じみた煽り方だ。←









…しかし、無駄に対抗心が強いジンペイがそれに反応しないわけがない。

9→←6



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優衣 - とっても素敵で面白い夢小説ですね❗ (2023年3月3日 19時) (レス) id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
佐頼子 - 中等部の作品はどう調べれば出ますか?まだ見つけられてないんです(´・ω・`) (2021年8月2日 20時) (レス) id: f09601f92d (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - レーニャンさん» あっ、そうなんですね!教えてくださりありがとうございます(=´∀`)明日にでも直しておきますね( ´ ▽ ` ) (2021年3月12日 22時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
レーニャン - どうもです。今回は報告にきました。23話の「フェンシングで使うフルーレ剣」と表記されているものですが、あれは『レイピア』と言います。 (2021年3月12日 22時) (レス) id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - さやぽんさん» いえいえ、こちらこそありがとうございます!!私的にはストーカーしてくれても全然良いですy(((やめろ (2021年3月3日 7時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かふぇもか | 作成日時:2021年2月23日 15時

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