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No side
なんやかんやあったが、合流した5人はメラたちがいるゲームセンターへ向かった。
店内に入ると薄暗く、あちらこちらでゲームの音が鳴り響いている。
みんながキョロキョロしてメラたちを探していると、不意にAがフブキの裾をくいっと引っ張った。
フブキ「？A、どうかした？」
「えっと、あの…暗くてちょっと怖いから、手握ってて欲しいなっ、て…
…ダメかな？」
○んだ瞳で上目遣い(無自覚)という最強の武器を使ったAに、ｽﾞｷｭﾝｯ‼とフブキは無事胸を討たれた。←
フブキ「もっ、もちろんよ！///」
そう言い、フブキがAの手をギュッと握った。
フブキ「(あっ、手めっちゃ柔らかい)」←
コマ「……あ、」
その様子を偶然目撃したコマ。
一瞬ためらい、何かを決心したような面持ちになると、Aに近寄り、空いている方の手をとった。
コマ「Aちゃん、僕も手握っててあげる！」
「えっ、いいの？」
コマ「もちろん！」
「えへへ、ありがと」
にこっと笑ったコマに、同じくにこっと笑い返すA。
フブキ「(…ほんとは2人だけが良かったけど…まぁコマくんだし、しょうがないか)」
それにAも嬉しそうだし、とフブキはAの笑顔を見て小さく微笑んだ。
______と、こちらに気づいていないジンペイの声が飛んできた。
ジンペイ「俺も対戦ゲームやりたい！」
見ると、ジンペイの奥にはメラとチアキ、少し離れたところに座ったノーズがいる。
ジンペイの要望に、ゲーム画面に目を向けたまま「やんないほうがいいよ」とチアキは答えた。
ジンペイ「え？」
不思議に思ったジンペイが、
ゲーム機のタイトルに目を通す。
ジンペイ「…【タマヨファイターズ】？」
チアキ「全キャラこのおばさんだから、盛り上がりに欠けるし」
チアキが操作する画面には、姿形は違うものの、全て顔が完全にタマヨだった。
…と、対峙している2人のキャラの間に何かが落ちてくる。
メラ「しかもこの顔を取ると______」
キャラの1人がキャッチした途端、もう片方のキャラが土下座をした。
メラ「無条件で勝利になる」
…ようは、頭が上がらなくなった、ということなのだろうか。
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優衣 - とっても素敵で面白い夢小説ですね❗ (2023年3月3日 19時) (
レス) id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
佐頼子 - 中等部の作品はどう調べれば出ますか？まだ見つけられてないんです(´･ω･`) (2021年8月2日 20時) (レス) id: f09601f92d (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - レーニャンさん» あっ、そうなんですね！教えてくださりありがとうございます(=´∀｀)明日にでも直しておきますね( ´ ▽ ` ) (2021年3月12日 22時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
レーニャン - どうもです。今回は報告にきました。23話の「フェンシングで使うフルーレ剣」と表記されているものですが、あれは『レイピア』と言います。 (2021年3月12日 22時) (レス) id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - さやぽんさん» いえいえ、こちらこそありがとうございます！！私的にはストーカーしてくれても全然良いですy(((やめろ (2021年3月3日 7時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇもか | 作成日時：2021年2月23日 15時
