7 ページ12
No side
…ちなみに余談だが、この班はじゃんけんによって決めたらしい。
理由は超簡単。
フブキの提案が了承された直後、Aを巡って争奪戦が勃発したからである←
ジンペイ『Aは俺たちの班に来るよなっ!』
ジンペイに肩を組まれ、
フブキ『A、一緒に行きましょ!』
フブキから腕に抱きつかれ、
チアキ『Aは僕らのとこおいでよ』
チアキに至近距離で囁かれ、
困惑したAの提案で、じゃんけんで平等に決めることになったのだ。
ということで、結果・ジンペイ達の班に入ることに。
.
ジンペイ「おじさ〜ん!だんご4つく〜ださいっ!」
ジンペイは料金を支払い、生地をこねている店主に元気に言った。
店主「はいよ!まいどあり!」
店主がその料金を受け取り、よく通った声で返事した。
数分も経たないうち、ほい!と皿に乗っただんごが串に刺さって渡された。
ジンペイ「ありがとう!」
嬉々としてだんごを受け取ったジンペイはそのだんごを皿ごと受け取り、そのまま3人に1本ずつ渡していく。
全員の手元に渡ったところで、「あれっ?」とAが首を傾げた。
「おじさんっ!あの、おだんご1本多いですっ」
タタタッと店主のもとに駆け寄り、だんご1本を店主に差し出した。
4本頼んだはずなのに、何故か5本お皿に乗っかっていたからだ。
店主はにこっと笑う。
店主「いいんだよ!お嬢ちゃんひどくべっぴんさんだから、おじさんからのサービスだ!」
「え、でも…」
悪いです、と言いかけてやめた。
目の前の店主の優しい目が、「いいんだよ」と言っている。
せっかくの良心をなけなしにしてはいけないと理解し、Aはにこっと笑った。
「…えへへっ、ありがとうございます!いただきますっ」
帰ってきたAを見て3人が笑った。
ジンペイ「よかったな、A!」
「うんっ!」ニコニコ
マタロウ「やっぱりAさんは誰から見てもそうとうな美少女なんだなぁ〜…///」
「ふふ、そんなことないよ」
Aは嬉しそうに笑って、串に刺さっただんごをひとつ口に含んだ。
「…!…んふふ、おいひい〜♡」
「「「んん"っ!///」」」←
64人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優衣 - とっても素敵で面白い夢小説ですね❗ (2023年3月3日 19時) (レス) id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
佐頼子 - 中等部の作品はどう調べれば出ますか?まだ見つけられてないんです(´・ω・`) (2021年8月2日 20時) (レス) id: f09601f92d (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - レーニャンさん» あっ、そうなんですね!教えてくださりありがとうございます(=´∀`)明日にでも直しておきますね( ´ ▽ ` ) (2021年3月12日 22時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
レーニャン - どうもです。今回は報告にきました。23話の「フェンシングで使うフルーレ剣」と表記されているものですが、あれは『レイピア』と言います。 (2021年3月12日 22時) (レス) id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - さやぽんさん» いえいえ、こちらこそありがとうございます!!私的にはストーカーしてくれても全然良いですy(((やめろ (2021年3月3日 7時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かふぇもか | 作成日時:2021年2月23日 15時