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黙って聞いている進藤に、続ける。
「まあ、ようはさ。
_____ちょっと、自慢したかったんだ」
「！」
ぱっ、と顔をあげた進藤の先には、頭を掻いて眉を下げて笑う杉野。
「昔の仲間に、今の俺の仲間のこと」
「…………ふっ」
まっすぐなその言葉。
変わっていない真っ直ぐで素直なその言葉に、進藤は笑みをこぼした。
だがそれは_____前のような嫌味ったらしい笑顔ではなく、いつかよく見ていた優しい笑みで。
「覚えとけよ杉野。
次やるときは高校だ！」
「おうよ！」
再び“仲間”、そして“ライバル”へ戻った2人。
進藤の言葉に杉野はそう返すも_____
「(_____高校まで、地球があればな)」
殺せんせーがいた場所へ顔を向けて、思わず苦笑いをした杉野。
するとそんな杉野を見て「どうした杉野？」と進藤が声をかけた。
「あ、……いや、なんでもない」
進藤の方へ杉野が振り返り、そう返す。
そして、杉野がすくっと立ち上がると_____すっ、と手を伸ばした。
「………ふっ」
進藤は笑みをこぼし、その手をとる。
_____その瞬間で、また2人の友情が繋がった気がした。
『(_____よかったね、友人)』
そのまま、何やら楽しげに話し出した2人を、全員で見つめながら_____Aは優しく笑った。
ーーーーーーー
……ちなみに、これは余談だが。
「……そういえば杉野、お前Aさんが好きなんだろ？」
「なっ！！！！？？///
どっ、どこでそれを………」
「分かるよ、お前見てたらすぐに。
ベタ惚れみたいじゃねーか、手は出してないのか？」
「誰が出すかよ！！！
付き合ってもないのに………」
「ほぉ……だがな、杉野。
少しはアプローチしないと、まったく意識してもらえないぞ」
「…………ま、まあ、それは……
……じゃ、じゃあ、これからもうちょっと頑張ってみるよ」
「おう！頑張れよ、杉野！
振られたら慰めてやるからよ！」
「なんで振られる前提なんだよっ！！！！！;」
……そんな会話が繰り広げられていたそうな。
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かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» 変態と純粋がたくさんですね😺 (2023年4月8日 17時) (
レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - 男子達…純情……(一部、違う人もいるが) (2023年4月7日 20時) (レス) @page49 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - かふぇもかさん» 分かりました！なんか、戦闘シーンとかってどう書けばいいか分からないし困りますよね…これからも頑張ってください!! (2023年4月7日 7時) (レス) id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» その点については、本当に申し訳ないのですが多分そのお話は書かないと思います…私自身面倒なところは早く飛ばしたい、と思ってしまいまして…。読者の方々にはまたご迷惑をおかけします🙇🏻♀️ (2023年4月6日 21時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - あぁぁ…もうちょっとで苦手な鷹岡が出てくるよ…… (2023年4月6日 19時) (レス) @page36 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇもか | 作成日時：2023年4月2日 19時
