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その言葉をしかと受け取ったカルマは「へぇ、言ったね？」と笑みを浮かべる。
そして、
「んじゃ、遠慮なく」
「はぁ…………」
ため息をついた磯貝と共に、前に足を進める。
_____つまり、進藤の目の前だ。
《_____ちっ、近い！！！
全身どころかゼロ距離守備！！！
振ればバットが当たる距離だ！！！！》
「……………！？」
まさかの行動に、アナウンスが動揺。
すぐ目の前にいる2人に戸惑い、進藤に至っては目を点にしている。
「気にせず打てよスーパースター。
ピッチャーの球は邪魔しないから」
「……………っ！！！」
その時、進藤が顔を震わせた。
顔を真っ青にし、ガチガチと歯を慣らしている。
余裕ではないことは明らかだった。
「(_____ッ舐めたマネしやがって……！！
大きく振ってビビらせりゃ、
引くに決まってる！！！！！)」
もはやヤケクソだった。
風を切り、思い切りバットを振った進藤。
だが、
_____ヒュン
カルマと磯貝にバットが当たることはなかった。
その代わり、
_____バシュンッ！！！
「！！！？」
「………っ、と」
豪速球の杉野のボールは、キャッチャーである渚のグローブへとおさまったのだ。
何が起きたのか分かっていない進藤。
聞こえてはいないものの、殺せんせーは説明してやるように口を開いた。
「2人の度胸と動体視力はE組でもトップクラス。
バットをかわすだけならバントよりも簡単ですね」
そう言いながら、ねるねる○るねを口の中に入れた。
「…………っ、！！！！」
「ダメだよそんな遅いスイングじゃ」
いまだ目を見張っている進藤に、カルマが言う。
「次はさ」とグローブをかかげながら進藤に近づくと_____
「_____殺すつもりで振ってごらん」
悪魔の誘いのように、グローブを突きつけた。
「っ、ひぃ…………！！！」
進藤の喉からそんな声が漏れた。
進藤の目には_____グローブではなく、それがナイフに見えて。
一気に体に恐怖が植え付けられた。
_____この時点で進藤くんは、理事長の戦略に体がついていけなくなった。
「……………、」
渚は、ガタガタと体を震わせて冷や汗を滲ませる進藤を見上げる。
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_____それからの試合は、言うまでもなく_____
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かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» 変態と純粋がたくさんですね😺 (2023年4月8日 17時) (
レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - 男子達…純情……(一部、違う人もいるが) (2023年4月7日 20時) (レス) @page49 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - かふぇもかさん» 分かりました！なんか、戦闘シーンとかってどう書けばいいか分からないし困りますよね…これからも頑張ってください!! (2023年4月7日 7時) (レス) id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» その点については、本当に申し訳ないのですが多分そのお話は書かないと思います…私自身面倒なところは早く飛ばしたい、と思ってしまいまして…。読者の方々にはまたご迷惑をおかけします🙇🏻♀️ (2023年4月6日 21時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - あぁぁ…もうちょっとで苦手な鷹岡が出てくるよ…… (2023年4月6日 19時) (レス) @page36 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇもか | 作成日時：2023年4月2日 19時
