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「先生の不甲斐なさから、苦労をかけてしまいました。
ですが皆さん、敵と戦い、ウイルスと戦い…本当によく頑張りました」
うねうねと触手を動かしながら、そう褒める殺せんせー。
そんな殺せんせーを見上げると、渚が口を開いた。
「おはようございます、殺せんせー。
やっぱ先生は触手がなくっちゃね」
完全に動きを封じられた水晶体の殺せんせーよりも、マッハ20で殺せない殺せんせーの姿の方がよっぽどいい。
渚がにこっと笑うと、殺せんせーも「はい、おはようございます」と返した。
そして。
「_____では、旅行の続きを楽しみましょうか」
頰をピンク色に染めて目尻を下げ、そう言った。
その言葉に「はい！」と渚が頷く。
するとその後、杉野が「つったって」と殺せんせーの顔を覗き込んだ。
「もう明日の朝には帰るだろ？」
『あ………そっか』
杉野の言葉に、Aがしゅんとする。
2泊3日の暗殺旅行。
今日は2日目の夕方なため、明日の朝にはすぐに帰ることになっているのだ。
……すると。
「なッ、何言ってるんですか！！！
先生はほぼ完全防御形態でしたから遊び足りませんよッ！！」
殺せんせーはそう杉野に詰め寄ると、うきわやら花火やらを手に持ち始めた。
すっかり遊ぶ気満々の殺せんせーに「元気だな…;」と思わず半目になる。
かと思えば、殺せんせーはマッハ20の速さで動きながら1人でスイカ割りやら砂の城を作ったりやら、空に文字を書き始めたりやらしはじめた。
はたから見たら異常行動である。
「生徒たちとの夏休みは一度きりのもの！！！！
1秒だって無駄にできませんy_____にゅやッッッッ！！！？」
今度はスイカを食べ始めた殺せんせーがそう言った瞬間、銃弾が顔目掛けて飛んで行った。
すかさず悲鳴を上げながらぐにゃんと顔を変形させて避ける。忙しいなお前。
「ちょッ何するんですか！！！」
殺せんせーがムキーッとした顔で見た先には、銃を向けたカルマの姿が。
「1秒でも無駄にしないって言ったよね」
口元に笑みをたたえながらそう言ったカルマ。
その言葉に殺せんせーは「ヌルフフフ」と笑った。
「さすがはカルマくん、相手が油断している隙に_____にゅやァァァッ！！！！」
「オラオラオラオラッ！！！！」
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かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» 変態と純粋がたくさんですね😺 (2023年4月8日 17時) (
レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - 男子達…純情……(一部、違う人もいるが) (2023年4月7日 20時) (レス) @page49 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - かふぇもかさん» 分かりました！なんか、戦闘シーンとかってどう書けばいいか分からないし困りますよね…これからも頑張ってください!! (2023年4月7日 7時) (レス) id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» その点については、本当に申し訳ないのですが多分そのお話は書かないと思います…私自身面倒なところは早く飛ばしたい、と思ってしまいまして…。読者の方々にはまたご迷惑をおかけします🙇🏻♀️ (2023年4月6日 21時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - あぁぁ…もうちょっとで苦手な鷹岡が出てくるよ…… (2023年4月6日 19時) (レス) @page36 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇもか | 作成日時：2023年4月2日 19時
