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……さっきまで物音ひとつ無いほど静かだったからこそ分かる。
誰も進んで喋ることはしないが……荒い息遣いが聞こえてきた。
加えて、多数の者がいつも以上に疲れ果てているように見える。
『(……なんか可笑しい、)』
そりゃ自分だって多少の疲労感はある。
……だが、正直前原達みたいにぐったりするほどではないのだ。
『(……とりあえず、烏間先生に連絡…)』
そう思い、スマホを取り出そうとした_____
_____そのときだった。
_____ガクンッ
『え………っ、は、陽人っ！？』
「…………っ、」
肩に急激に重みが加わり、全身にもたれかかってきた。
びっくりしたAが顔を向けると……
そこには、顔を真っ赤にして汗ばんでいる前原がいた。
『ちょっ、顔………っ、あつっ、！！』
Aが慌てて前原の額に手をやると、軽く40度は超えていそうな熱さだった。
さらにAが戸惑い、慌て始めた直後。
「_____ぅ、んぶっ……！！」
『………！？
大河！？』
向こう側の席に座っていた岡島が、尋常じゃ無い量の鼻血を出し始めた。
咄嗟に抑えた岡島の手から、抑えきれない量の鼻血が滴り落ちる。
それだけじゃない。
杉野も、倉橋も、神崎も、莉桜も、村松も。
ぐったりしていた全員が、我慢できなくなったように倒れ込んだ。
『(何………？何が起きてるの、！？)』
とりあえず前原を床にそっと寝かせると、Aは立ち上がって辺りを見回した。
椅子から倒れ込んだ者、口元を抑える者、過呼吸になりかけている者。
こんなこと初めてで、どうしたらいいのか全くわからずAはパニックになっていた。
『_____っ、』
苦しんでいるのに何もできない自分に嫌気がさして、じわっと視界が滲んできた。
……そのとき。
「_____なっ……！
こ、これは……！？」
『！！』
ついさっきまで連絡を入れようと思っていた、烏間が急いだ様子で入ってきた。
目の前の景色に呆然としている烏間。
Aはいてもたってもいられなくなって、「先生っ、！！」と駆け寄った。
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かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» 変態と純粋がたくさんですね😺 (2023年4月8日 17時) (
レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - 男子達…純情……(一部、違う人もいるが) (2023年4月7日 20時) (レス) @page49 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - かふぇもかさん» 分かりました！なんか、戦闘シーンとかってどう書けばいいか分からないし困りますよね…これからも頑張ってください!! (2023年4月7日 7時) (レス) id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» その点については、本当に申し訳ないのですが多分そのお話は書かないと思います…私自身面倒なところは早く飛ばしたい、と思ってしまいまして…。読者の方々にはまたご迷惑をおかけします🙇🏻♀️ (2023年4月6日 21時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - あぁぁ…もうちょっとで苦手な鷹岡が出てくるよ…… (2023年4月6日 19時) (レス) @page36 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇもか | 作成日時：2023年4月2日 19時
