7:島の時間 ページ30
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「_____にゅやぁ……船はヤバイ……船はマジでヤバイ………」
いつもとは違う服装の殺せんせーは、顔を青ざめて船の手すりによっかかっている。
青く腫れた空、輝く海。そして照りつける太陽。
_____夏休みの名物である、“沖縄リゾート2泊3日”が幕を開けていた。
「先生頭の中身が全部まとめて飛び出そうです……」
相変わらず、乗り物によるとすぐに寄ってしまうらしい。
弱々しくそう言った殺せんせー。
……すると。
『_____わぁ！ほら起きて殺せんせーっ、
見えて来たよっ！』
白いオフショルダーのワンピースを来たAがそう言い、殺せんせーにナイフを振り翳した。
だが流石というべきか、殺せんせーは溶けそうになりながらもにゅるんと避ける。
だが_____今のAは、暗殺よりも、目の前に広がる光景を目にして欲しかったのだ。
「ついに見えてきたな……！東京から6時間！」
「殺せんせーを殺す場所だ！！」
そう。
「「「「島だーーーっ！！！」」」」
暗殺ツアーとなる沖縄の島が、すぐそこまで来ていた。
_______________
「ようこそ、“伏真島リゾートホテル”へ。
サービスのトロピカルジュースでございます」
ぎらぎら輝く太陽に、透き通るような深い青色の海。
ホテルの個室に荷物を置いたAたちは、ビーチにあるカフェへ足を運ばせていた。
「いや〜最高！」
「景色も全部鮮やかで明るいな！」
人当たりのいい笑顔を浮かべた店員に渡されたドリンクを片手に三村と木村が海を見つめる。
その2人以外にも、なかなか見れない絶景に全員が興味津々だった。
「ホテルから直行でビーチに行けるんですねぇ。
様々なレジャーも用意してあるようです」
デッキチェアに寝そべりながらそう言った殺せんせー。
隣でドリンクをひとくち飲んでいた村松が口を開いた。
「例のアレは夕飯の後にやるからさ。
まずは遊ぼうぜ、殺せんせー」
「修学旅行の時みたく班別行動でさ」
村松が言うアレ、とは恐らく暗殺の事だろう。
触手を合計7本破壊する権利を得られたこの旅行。
だがやっぱり、まずはこの地で遊びたい。
村松に続いて吉田もそう言うと、殺せんせーは「ヌルフフフ」と笑いながらハートのサングラスを取った。
「賛成です。よく遊び、よく殺す…
それでこそ暗殺教室の夏休みです！」
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かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» 変態と純粋がたくさんですね😺 (2023年4月8日 17時) (
レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - 男子達…純情……(一部、違う人もいるが) (2023年4月7日 20時) (レス) @page49 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - かふぇもかさん» 分かりました！なんか、戦闘シーンとかってどう書けばいいか分からないし困りますよね…これからも頑張ってください!! (2023年4月7日 7時) (レス) id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» その点については、本当に申し訳ないのですが多分そのお話は書かないと思います…私自身面倒なところは早く飛ばしたい、と思ってしまいまして…。読者の方々にはまたご迷惑をおかけします🙇🏻♀️ (2023年4月6日 21時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - あぁぁ…もうちょっとで苦手な鷹岡が出てくるよ…… (2023年4月6日 19時) (レス) @page36 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇもか | 作成日時：2023年4月2日 19時
