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_____時は過ぎ、放課後。
イリーナによる英語の授業が終わったと同時に、HRの時間になり殺せんせーがシュババッと入ってきた。
「_____さてみなさん、素晴らしい成績でした。
5教科で皆さんが取れた2位は３つです」
2位を取れたら、と約束していた景品が先生から与えられる。
それは_____2位を取れたら、その分触手一本破壊する権利がもらえるということ。
「早速ですが暗殺を始めましょうか。
無事2位を勝ち取った3人はどうぞご自由に」
“破壊予約済”、そう記された旗が刺された足の触手を持ち上げた。
そんな殺せんせーの顔が緑のしましま模様に変わり、余裕そうな笑みを浮かべている。
「(3本くらい失っても余裕でしょう。6本は流石にヤバかったですが)」
と、心の中で殺せんせーがそう思っていた_____
そのとき。
「おい待てよタコ」
「にゅ？」
荒々しく寺坂に声をかけられ、殺せんせーの顔色が元に戻った。
見ると、寺坂組の4人が立ってこっちを見ている。
「5教科2位は3人じゃねぇぞ」
「にゅ？3人ですよ寺坂くん。
国、英、社、理、数合わせて_____」
「あぁ？アホ抜かせ」
目の前に出てきた触手をぺしんと振り払われ、殺せんせーは頭の上にハテナマークを浮かべる。
と、寺坂達が殺せんせーに近づいた。
「5教科っつったら、国、英、社、理_____
あと“家”だろ」
そう言うなり、バサッ_____と、4枚の解答用紙を投げた。
差し出されたその紙_____そこには、
“99”
の文字が4つ。
「かッ………家庭科ぁ！？！？」
ビリビリと電流に撃たれたかのように全身を激しく震わせながら目を見開いている殺せんせー。
「だぁれもどの教科とは言ってねぇよなぁ」
「ククッ、クラス全員でやりゃあよかったこの作戦」
慌てふためいている殺せんせーを見ながらニヤニヤしている4人組。
殺せんせーは冷や汗をだらだら垂らしていた。
「ちょッ、ちょっと待って！！！
家庭科なんて_____」
「“なんて”って……失礼じゃね？殺せんせー」
必死に弁解し始めた殺せんせー。
そんな言葉に、カルマがつっかかった。
「5教科最強の家庭科サンにさぁ」
お得意の煽り技だ。
ニヤニヤ笑みを浮かべるカルマに続いて、一気にクラス中が騒ぎ始める。
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かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» 変態と純粋がたくさんですね😺 (2023年4月8日 17時) (
レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - 男子達…純情……(一部、違う人もいるが) (2023年4月7日 20時) (レス) @page49 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - かふぇもかさん» 分かりました！なんか、戦闘シーンとかってどう書けばいいか分からないし困りますよね…これからも頑張ってください!! (2023年4月7日 7時) (レス) id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» その点については、本当に申し訳ないのですが多分そのお話は書かないと思います…私自身面倒なところは早く飛ばしたい、と思ってしまいまして…。読者の方々にはまたご迷惑をおかけします🙇🏻♀️ (2023年4月6日 21時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - あぁぁ…もうちょっとで苦手な鷹岡が出てくるよ…… (2023年4月6日 19時) (レス) @page36 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇもか | 作成日時：2023年4月2日 19時
