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渚、杉野、奥田の順番でAにお願いする3人。
Aは目をぱちくりさせていたが、すぐににこーっと微笑んで「いいよ」と答えた。
「ほんとっ！？」
「やったー！」
その発言に目をキラキラさせるカエデと渚。
杉野も奥田も笑みを浮かべて、とても嬉しそうだった。
……と、そのとき。
_____ﾌﾞｰｯ､ﾌﾞｰｯ､ﾌﾞｰｯ
「「「「「？」」」」」
机の上で、杉野のスマホがバイブレーションを鳴らし始めた。
画面を見ると“進藤一考”の文字が。
「進藤？」
アイツがかけてくるなんて珍しいな、とスマホを取ると、応答ボタンを押して耳に当てた。
「もしもし？よお、なんだ？
球技大会ぶりだな」
《あぁ、あん時は世話になった。
高校で借りは返すと言ったが、お前がまともに進学できるか心配になってな》
「っはは……相変わらずの上から目線で」
電話越しに聞こえる進藤の声に、杉野は苦笑い。
だが前のように毒っけのある嫌味ではないことは確かだった。
すると。
《_____と、言うのもな》
「？」
進藤がそう呟いた。
杉野が意味深な声に眉をひそめると、《今》と言葉を継ぐ。
杉野はすぐさまスピーカーモードにした。
《会議室に特進クラスのA組が集結して、自主勉強会を開いているんだ。
音頭を取るメンバーは、五英傑と呼ばれる天才たちだ》
スピーカーにしたことで、進藤の声が教室に響き渡る。
静かになった教室で、全員が進藤の声に聞き入った。
《中間テスト総合3位、マスコミ志望の放送部部長、荒木鉄平！！！
総合4位、人文系で鋭利な詩人、生徒会書記の榊原蓮！！！
総合5位、赤羽への雪辱に燃える暗記の檻、生物部部長小山夏彦！！！
総合6位、口の悪さとLA仕込みの語学力、生徒会議長瀬尾智也！！！！》
大声で、興奮し切ったナレーターのような声。
……………。
「………ちょっ、もしかしてだけどそのナレーション、お前がやってんの？」
一旦止めて杉野がそう言うと、「アッ」と声が聞こえた。
ハッと我に帰ったのか、
「い、一回やってみたかったんだこーゆーの……」
そう言った。
たぶんめちゃくちゃ恥ずかしがってるし顔も真っ赤なんだろうな、と思っていると、また改めて進藤が話し始める。
今度は幾分か落ち着いた声で。
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かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» 変態と純粋がたくさんですね😺 (2023年4月8日 17時) (
レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - 男子達…純情……(一部、違う人もいるが) (2023年4月7日 20時) (レス) @page49 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - かふぇもかさん» 分かりました！なんか、戦闘シーンとかってどう書けばいいか分からないし困りますよね…これからも頑張ってください!! (2023年4月7日 7時) (レス) id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» その点については、本当に申し訳ないのですが多分そのお話は書かないと思います…私自身面倒なところは早く飛ばしたい、と思ってしまいまして…。読者の方々にはまたご迷惑をおかけします🙇🏻♀️ (2023年4月6日 21時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - あぁぁ…もうちょっとで苦手な鷹岡が出てくるよ…… (2023年4月6日 19時) (レス) @page36 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇもか | 作成日時：2023年4月2日 19時
