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『ど、れ、に、し、よ、う、か、なっ。
これだっ！』
うねうねと蠢く7本の触手。Aが足のうちの一本を思い切り撃ち抜いた。
_____バチュンッ！！！
「もう1本減ると、子供の分身が更に増えて親分身が家系のやりくりに苦しんでいます」
「なんか切ない話になってきた……;」
服を着た子供分身3人と親分身が2人。
もはやストーリーのようになってきている。
「さらに1本！」
『えいっ！』
殺せんせーに言われるまでもなく、Aはもう1本撃ち抜いた。
_____バチュンッ！！！
「今度は父親分身が蒸発し、母親分身は女手ひとつで子供たちを養わなくてはいけません」
「重いよッ！！！！！;」
もはや情が湧いて来たのかしくしくと泣き出す殺せんせー。まるで作り出されたストーリーのようで全員呆れ顔だった。
だがそのとき、Aがハッとした顔をした。
もしかしてと期待を込めながら殺せんせーを見上げると、「ヌルフフフ」と笑う。
「Aさんは察しがいいですねぇ。
…触手一本につき、先生が失う運動量は約10%。
そこで本題です」
最後に、手の部分である触手を元に戻すと、不敵な笑みで殺せんせーはこう言った。
「_____今回は総合点の他にも、教科ごとに2位を取った者に触手1本を破壊する権利を差し上げます」
「「「「「！！！！！」」」」」
その言葉に、全員が目を見開いた。
殺せんせーはそんな彼らを見ながら、また怪しく笑う。
「これが暗殺教室の期末テストです。
賞金100億に近づけるかどうかは、皆さんの努力次第なのです」
“ターゲット”として“アサシン”に不敵に笑いかける。
それを見た全員は、少々戸惑っていたが_____やがて目の色が変わり、ふっと笑みを浮かべた。
_____この先生は、やる気にさせるのが本当にうまい。
「………あ」
だがそのとき、ふと渚が声を上げた。殺せんせーの言葉に、ある疑問を感じたのだ。
するとそれは磯貝も同じだったのか、口を開く。
「でも、何で1位じゃなくて2位なんです？」
そう。
殺せんせーは1位ではなく、2位を狙わせたのだ。
なんとなくキリが悪いなぁ、と全員が疑問に思っていたようで、他の者も殺せんせーをみている。
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かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» 変態と純粋がたくさんですね😺 (2023年4月8日 17時) (
レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - 男子達…純情……(一部、違う人もいるが) (2023年4月7日 20時) (レス) @page49 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - かふぇもかさん» 分かりました！なんか、戦闘シーンとかってどう書けばいいか分からないし困りますよね…これからも頑張ってください!! (2023年4月7日 7時) (レス) id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - 猫もんさん» その点については、本当に申し訳ないのですが多分そのお話は書かないと思います…私自身面倒なところは早く飛ばしたい、と思ってしまいまして…。読者の方々にはまたご迷惑をおかけします🙇🏻♀️ (2023年4月6日 21時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
猫もん - あぁぁ…もうちょっとで苦手な鷹岡が出てくるよ…… (2023年4月6日 19時) (レス) @page36 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇもか | 作成日時：2023年4月2日 19時
