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ep : 8 ページ9









普段みんなの前ではキラキラスマイル


優しくってふわふわしたイメージの貴久くん





二人になると、キャラが一変する







貴「 なあ、何で約束守んねえの?」



「 ごめ .. っなさい … 」






その鋭い目付きのまま乱暴に私の腕を掴むと


ベッドルームへと引き摺り込み荒々しく押し倒した






貴 「 お前さ 、成亮成亮言ってるけど彼奴が裏で何してるか知ってんの 」






表情は一転 、妖しげな笑みを浮かべてそう言う彼







「 何 、.. ? 成亮何かしてるの … ?」



貴 「 さあな ー 」







わざらしく不安を煽るとその心を見透かしたように笑って







貴 「 彼奴なんかより俺の方が良いんだって身体に刻み込んでやるよ 」






頭の両脇に手を付き耳許で囁いた彼を感じて



ああ 、やっぱり私はこの人から離れられない



と改めて思ってしまう








あっという間に衣服を剥ぎ取られ


愛撫も程々に直ぐ私のナカに彼の大きいモノが捩じ込まれる


成亮のそれとは全く違った彼自身に私は今日も乱れる







貴 「 .. 俺だけ 、ッ見てりゃ良いんだよ …っ」







腰を大きく打ち付けながらそう零す彼



頭が真っ白になるほど何度も何度も絶頂を迎えた







やがて幾度となく絶頂を迎え


何もしなくても軽く痙攣するようになった私の身体を優しく抱き寄せて彼は








貴 「 愛してるよ 、A 」



と囁いた 。



















貴 「 じゃあ 、俺帰るから 」



「 .. うん 。 来てくれて 、ありがとう 」







最初は家に来るなんてありえない 、



そう思ってたけど



如何しようもない気持ちでいっぱいになった時



側にいてくれるのはいつも貴久くんだと気付いた








「 .. また 、来てね … ? 」



貴 「 んは 、ああ 。 来るよ 」







その少し口角の上がった 、余裕気な笑顔が


堪らなく大好き 。 ゾクゾクするの 。





多少の罪悪感は消えなかったけど



孤独だった私の心と身体は一気に満たされた







「 ごめんね 、 .. 成亮 」







貴久くんの言葉が気になりつつ



シャワーを浴びて汚れてしまったシーツや衣服を急いで洗って



今夜は帰ってこないとわかっている成亮の帰りを待ちながら眠りについた









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明日香(プロフ) - すごく面白くて続きが気になります!これからも頑張ってください!応援しています! (2016年8月5日 12時) (レス) id: f136b7fe8e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Msk | 作成日時:2016年7月16日 16時

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