獄卒がヒーローの世界に行っちゃう話２［ヒロアカ×獄都事変］ (ページ45)

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貴方side

貴方「な、なんでいるんですか！肋角さん、災藤さんっ！」

肋角「なんでって…」

災藤「君たちの相手をするためだよ」

え

肋角さんと災藤さんが相手…？

勝ち目なくねガチ目に

緑谷「あの人…前の…」

麗日「めっちゃ強かった人だ！」

根津「この2人にやってもらうことにしたよ」

相澤「肋角さんには…Aと斬島と田噛」

相澤「災藤さんには、平腹と谷裂に佐疫と木舌でやってもらう」

田噛「あー…死んだ」

A組(し、死ぬっ！？」

斬島「明日、無事に手足はあるだろうか…」

貴方「首飛ばないかなぁ」

A組(え、怖いんだけど！)

上鳴「そんなに強い人なのか…？」

切島「…やべぇな」

相澤「この2組は最初にやってもらう。A達は準備しろ」

貴方「は、はい…」

私達3人は演習場へ向かう

3対1でも肋角さんに勝てる気しないわ

木舌「確か…30分の間に相手にハンドカフスをかけるか、チームの1人がステージから出るかが勝利条件だよね」

田噛「…正面突破は無理だろうな。戦闘は最も勝率が低い。ステージから出るのが1番良い作だろうな」

田噛の言う通りだ

多分この場で肋角さんに敵うのは教師陣でもいるかいないかくらいだ

私達じゃ到底勝てない

田噛「だが…3人で走ってステージから出るのも無理だ。3人一気にやられる」

木舌「それは…誰かが囮になるってことかい？」

田噛「その通りだ」

貴方「それなら私と木舌が囮になろう」

この中で1番身軽で足が速いのはきっと田噛

それに判断力だって優れている

肋角さんに追いかけられて1番冷静にいられるのも田噛だろうし…

田噛「…なら開始の合図と同時にまずゲートの方へ3人で向かう」

田噛「このステージは街のようになっているから肋角さんが見つかるまでは3人でゲートに向かった方が良いだろうしな」

私と木舌は黙って田噛の作戦を聞く

こういう時に田噛は頼りになるんだよなぁ

田噛「肋角さんを見つけたら…最初は木舌が行け。そこで5分稼げ」

木舌「わかったよ」

田噛「そのあと、追いつかれたら…」

貴方「私が行くって事だよね。了解」

田噛「あぁ、そこで5分稼いでくれれば充分ゲートまで辿り着く。」

木舌・貴方「了解」