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貴方side
しばらく男が追って来たけど撒いた
貴方「はい！これで自由だ」
壊理「ありがとう、お兄さん」
ペコっと頭を下げられる
貴方「いえいえ…。でも、流れで連れて来ちゃったけど戻らなくて平気なの？」
壊理「…平気です。」
冷たい表情
なにか帰ると嫌なことでもあるのか
貴方「そっか…じゃあ私と少しだけ遊ぶ？」
壊理「…いいんですか…？」
貴方「もちろん、」
その後
少しの間、壊理ちゃんと遊園地の色んな乗り物に乗って遊んでた
壊理ちゃんの笑顔が見れて嬉しい
でも
壊理「…もしかしたら…もうすぐ…」
貴方「…？」
壊理「…あの人が来る…」
あの人…？
親か誰かか？
？「娘を返してくれます…？」
後ろから聞こえた男の声
壊理「…っ」
貴方「誰ですか…貴方」
？「その子の親ですよ…迎えに来たんです」
チラッと壊理を見る
微かに手が震えている
少なくとも信頼できる親ではない事はわかる
少なくとも帰りたくない事はわかる
貴方「申し訳ないですが…貴方の娘さんは私といることを願っています」
壊理「え…？」
貴方「もう少し預かっておくので…お帰り願えます？」
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作者名：namazu | 作成日時：2018年6月17日 22時
