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46、試合開始 ページ48

Aside


いやぁー、まさか私のこと尊敬してくれてる子がいるなんてね。

尊敬してるなんて初めて言われたからちょっと嬉しい。

私はスマホを取り出して交換した連絡先を眺めた。

父さん以外の男の人と初めて連絡先交換した……

なんか新鮮だなぁ。

あ、そういえば時間!

私は慌てて時間を見た。

幸村なら十分試合を終わらせれる時間だった。

ヤバい。

急がなきゃ。

私はスマホをポケットにしまうとすぐに走り出した。









忍足side


審「6対0で立海の勝ち!礼!」

幸・芥「ありがとうございました」

それを合図に立海との練習試合のS2は終わりを告げた。

まさかうち(氷帝)がこない大差で負けるなんてなぁ。

さすが王者立海やわ。

それより、心配なんは次の試合やな。

柊っちゅうえらい美少年のやつが跡部に喧嘩売ったらしいねん。

それで跡部とそいつで試合することになったんやと。

超、心配やわ。

だって柊は丸井と切原の代理で来たんやろ?

いくら王者立海といえ代理のやつじゃ跡部の相手にはならんやろ。

しかも見た感じ柊はヒョロかったからなぁー。

怪我しないかも心配で仕方ないわ。

審「S1の試合を始めます。両者、コートに入ってください。」

そう審判に言われると跡部はコートに入った。

しかし相手の柊はコートに入って来ない。

というかこの場にいないようだった。

どないしたんやろ?

まさか、逃げ出したんか?

『すいませーん!遅れましたー!』

周りがざわざわし出した頃、柊がコートに向かってものすごい速さで走って来た。

はっや。

あいつめっちゃ足速いやん。

あんなに足速いやつ初めて見たわ。

妙なところに感心していると柊はすぐにラケットを手に取ってコートに立った。

『よしっ。じゃあ跡部、お前のことボコボコにしてやるよ。』

跡「ハッ!返り討ちにしてやるよ!」

こうして、柊のサーブから試合は始まったのだった。









この試合の結果が思いもよらないものになるとはこの時の俺は知らなかった……

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作者名:澪音 | 作成日時:2021年2月21日 18時

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