検索窓
今日:9 hit、昨日:14 hit、合計:18,513 hit

note 659 ページ10

***






しばらくして皆と合流した。
場地くんは何故かげっそりしてたけど、
皆と合流してからまた元気になった。




ド「海だぁ!」


場「やべー!気持ちいー!!」


一「潮風サイコー!」


パ「おいもっととばせや」


三「しょうがねぇだろ!アイツがおせぇから」


マ「…」


「「「「マイキー!!!」」」」




佐野くんが所謂原付バイクに乗ってるせいで、
皆より速度が遅いらしい。




ド「マイキーよー、いつまで原チャ乗ってんだよ?総長だぜ?いい加減単車に変えろや」


「真一郎くんに頼めばいーのに」


マ「いいんだよ!俺の愛車バカにしてんの?バブの50ccモデルホーク丸だ!」


ド「いやいやどう見てもディオだろ…?バブにしか乗りたくねぇってゆーけどよ、譲ってくれる先輩もいねぇししょうがなくね?」




そんなにバブって珍しいのかーって思っていたら、
後ろからバイクの音がたくさん聞こえてきた。




『オイオイオイオイ!』


『マジか!?』


『特攻服着て原チャ転がしてるチビっ子がいんぞ!?』


『東京卍會?聞いた事ねーな』


『どこのシマで流してんだ?ゴラぁ』




紫の特攻服を着た集団。
こんなところにも暴走族いるんだ。




『ガキのママゴトなら地元でやってろや!ハマに来んな』




そのうちの1人がバイクを降りて私の方に来た。




『可愛いねーちゃんもいんじゃねーか!』


「…」




気持ち悪い。




『せっかく出会ったんだからよーその原チャブッ壊してねーちゃんと遊んでやるよ!』


マ「…俺のホーク丸とAに指1本でも触れたら…殺すよ?」


『あ?』


マ「…」


『…まぁえーわ』




佐野くんに睨まれた相手がビビってバイクに戻った。




『次ハマで流してんの見かけたら単車も全部燃やしちゃうかんな!』


『お勉強しとけ!』




そう言うと皆逃げて行った。




「はぁ」


マ「A大丈夫?」


「うん」


場「どうするよ?やっちまう?」


一「いーね!10人くらいなら瞬殺だろ?」


三「やめとけ、行っちまった」


パ「俺はバカだからどっちでもいーぞ」


ド「…全部原チャ乗ってるマイキーが悪い」


一「間違いねー!」


マ「は?何それ?」



















***

note 660→←note 658



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年3月26日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。