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「でもね、佐野くんが返事は自分のタイミングで良いからって言ってくれてるから、そのタイミングが来るまで待ってみようと思うの」
エ「マイキーそんなこと言ったの!?」
ヒ「意外…今すぐじゃないと嫌って言いそうなのに」
「優しいよね佐野くん」
エ「(エマ絶対無理なんですけど!!!)」
ヒ「(マイキーくん器大っきいなぁ…)」
「ふふっ」
エ「(いや待ってこれはマイキーの作戦?)」
ヒ「マイキーくん取られちゃうとか考えた事ないの?」
「あるけど…佐野くんがそんな事してるの想像出来なくて」
エ「(なるほど…)」
ヒ「(なるほど…)」
「だから私も佐野くん以外の人とそーゆー事する気ないんだよねっ」
エ「それもう彼女じゃんか!!」
「えっ?」
ヒ「ほんとにただの返事待ちなんだね…」
「?」
エ「はぁ…こういう愛の形もあるのんだね、勉強になったよエマ」
ヒ「ヒナも」
「え、え?」
エ「ただちょっとマイキー可哀想だなぁ」
ヒ「あはは…」
エ「まぁ付き合い長いとこうなっちゃうことあるよね」
ヒ「あるね」
エ「エマ一肌脱いじゃおっかな〜」
ヒ「何するの?」
エ「ヒナも手伝ってね」
ヒ「?」
「ん?」
エ「ねぇねぇ!Aちゃんマイキーとデートの予定ある?」
「えっと…お祭りの日かな?一緒に行こうって言われた」
エ「了解した!」
「皆もお祭り行くの?」
エ「もち!」
ヒ「うん!ヒナも武道くんと!」
「そうなんだ!楽しもうねっ」
ヒ「うん!」
エ「(ふふふ…)」
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年3月26日 3時