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note 696 ページ47
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お風呂に入って寝る準備もしたのに、
私は全然眠れなかった。
原因は分かってる。
佐野くんに対する申し訳なさ。
「…」
結局プレゼントもお祝いも出来なかった。
毎年祝ってたのに酷いよね。
「…」
やっぱりプレゼントだけでも私に行った方が良いかな。
ダメなら真一郎くんにサンタさんしてもらえば良いし。
時刻は10時半。
補導待ったナシの時間。
だけど私には必勝法がある。
「…」
嬉しくないことにこの顔と体は歳上に見られやすい。
だからこうやって髪下ろしてちょっと大人っぽい服着ちゃえば中学生には見えない。
「…」
自分のこーゆーところも嫌いだな。
とにかくサンタさんだけはして貰おうと思い、
私は歩いて佐野くんの家に向かった。
さすがにこんな時間に来るとは思わないでしょ。
***
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年3月26日 3時