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***
佐野くん家にはドラケンくんと三ツ谷くん、武道くんが来た。
マ「…」
「せっかく勝ったんだからもっと喜んで？ね？」
マ「だぁれのせいでこうなってると思ってんだ！」
「いてっ」
怖い顔の佐野くんのほっぺを引っ張ったら拳骨された。
ド「どーするよ、またこんな事になったらマズイだろ」
三「俺らで見張っとく？」
武「その方が良いかも知れないっスね」
「大丈夫だって！今日もちゃんと逃げてきたんだから！」
マ「はぁ…A腕見せろ」
「え？」
私は特攻服の袖をまくってみた。
「…あれ」
マ「何その痣」
「…」
自分の記憶を辿ってみると、イザナさんに思いっきり引っ張られた時しか考えられない。
こんな一瞬で痣できちゃうくらい強かったのか。
「イザナさんに引っ張られた」
マ「…もしイザナが本気だったらお前普通に誘拐されてたぞ」
「え…」
ド「だな」
三「でもなんでこの痣に気付いたんだマイキー」
マ「帰りにコイツ痛そうにしてたの見えた」
三「相変わらずAの動きはちゃーんと見てんのな…」
「ちょっと怖いかも」
マ「だろ。だから戦う時は俺かケンちん、三ツ谷、あとは場地辺りとペアになるようにしろよ」
「はぁい」
ド「にしてもなんでA狙って来たんだろうな」
三「やっぱ顔？」
武「いや…なんか知ってたんじゃないですか？」
ド「例えば？」
武「んー、社さん何か聞かれました？」
「あっ…佐野くんのこと聞かれた」
マ「俺か(だろうな)」
武「(やっぱり…)」
「小2からの付き合いって答えたら目の色変えてしつこくなって…あと私のことも知ってたみたい」
武「なら今後社さんが狙われるリスク増えますね」
ド「そうだな」
三「じゃー俺らで守りますかっ」
マ「皆頼むよ」
「なんかごめん」
ド「謝んなよ」
三「助け合ってこその東京卍會だろ」
「！…うんっ！」
マ「まぁ極力俺がAについてっから俺が居ない時は頼んだ」
武「社さん無茶しちゃダメですからね」
「大丈夫だよ！任せて！」
マ「(1ミリも信用できねぇ)」
武「(信用できねーー！！)」
なんか2人に頭抱えられた。
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年3月26日 3時
