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「よし」
集会に行くため私は特攻服を着た。
神社まではいつも通りお父さんに送って来てもらった。
バイク2台しか停まってないけど、
皆遅れてるのかな?
とりあえず行ってみよ。
「よいしょ…」
ド「マイキーそれホントか?」
マ「うん、マジ」
「!」
あ、2人はいるみたい。
私はゆっくり階段を登った。
ド「Aどーすんの?」
マ「んーまぁ…」
ド「まさかお前が他の女気になりだすとはな〜」
「…?」
え?
マ「Aも好きだよ!でも仲間としての好き」
ド「ふーん、本命できたの?」
マ「決めかねてる」
ド「あっそー。でもバレねぇようにな」
マ「なんで?」
ド「あんだけAにしつこくしてたんだから、彼氏と思われてもしょーがねぇだろ」
マ「あー…確かに。気をつけるわ」
ド「おう」
マ「ま、応援しててよっ」
ド「もちろん」
「…」
あれ。
なんでだろう。
場「ん?A何してんだ」
「っ!あ…場地くん」
一「上行かねーの?」
「今行こうとしてたとこ!」
パ「早く行こうぜー」
三「んっ」
「あはは…」
皆が後ろにいる事に気づかなかった。
三ツ谷くんに背中を押されながら私も上に向かった。
場「よっ」
マ「お!集まったか」
ド「全員居るなー」
一「いやーいいね集会!暴走族っぽくて!」
パ「暴走族だろ」
三「だなっ」
「うん」
マ「よし、んじゃ始めんぞ」
ド「Aー」
「えっ?」
ド「なーにやってんのこっち来いよ」
「あ、うん!」
やばい、思ってる以上にぼーっとしてる。
マ「次はここの暴走族潰そうと思ってる」
場「おーわりとデケェとこじゃん」
一「いいねいいね!」
パ「燃えるな!」
三「サクッと潰しちまうか」
「…」
会話が入ってこない。
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年3月26日 3時