note 675 ページ26
***
「こんにちはー」
私は勉強を終わらせてお姉ちゃんが帰ってきたタイミングで佐野くん家に行った。
エ「いらっしゃい!」
「ごめんね遅くなっちゃった」
エ「いーのいーの!それよりこっち来て!」
「うん」
リビングに行くとエマちゃんがおやつを用意して
待っててくれた。
エ「座って座って!」
「はいはい!…それで、話って?」
エ「うん、あのね、マイキーの事なんだけど…」
「うん」
エ「実は最近ウチの学校でめっちゃモテてんのよ」
「えっ?そうなんだ」
エ「そーそー!マイキー不良だけど顔は整ってるじゃん?」
「んーそうだね。かっこいいよね」
エ「だからさ!強くてかっこいいからってすっごいモテててさーこの前もウチに上がらせてって友達が押しかけて来て…」
「凄いねそれは」
エ「んでマイキーもなんか最近ちょっと変でさ」
「うん」
エ「Aちゃんの話してもちょっと無関心って言うか、あっそーみたいな感じなの」
「えっ?」
エ「だからマイキーと喧嘩でもしたのかな?って思ったんだけど何かあった?」
「いや、特にないけど…」
エ「えぇー!なんであんな感じだったんだろ…」
「たまたまだよきっと」
エ「そうなのかな?じゃ、今日集会あるよね?」
「うん」
エ「エマが間違ってたらごめんだけど、反応見てくれる?」
「そうするよ!」
エ「なんかごめんね!」
「全然!」
エ「あと、今日の集会なんだけど…ちょっと早まって19時からみたい!」
「あ、そうなんだ。時間ズレる連絡来てなかったから助かった!」
エ「ううん!ごめんねマイキーのバカが」
「いーのいーの!教えてくれてありがとう」
エ「んーん!」
なんだろう。
佐野くんに何かしちゃったのかな私。
***
35人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年3月26日 3時